「石生一周コース」 ほし

2月3日

 今日は、1週間以上前から物凄く緊張していた石生一周コースを、みんなと一緒に、走り切ることができました。
 石生コースは、昔一度だけ走ったとき、足が全然前に進まなくて、坂道がどこまでも続いているような感覚がしていたけれど、今日走ってみると、昔の自分は何だったんだ、と思うくらい、坂道を上がる瞬間は短くて、物凄く息切れしながらだけれど、足もスピードもみんなと同じで、あの心臓破りの坂道を上がることができました。

 そして、すごくありがたかったなあ、と思うのが、実行委員さんの工夫です。
 みんなが気持ちを保って走れるように、と坂道で、お題回しを2回してくれました。
 1回目は、今日は節分ということで「自分の払いたい邪気」、2回目は「石生コースを走った感想」でした。
 1回目のお題回しは、私は「不安」と答えました。石生の坂を上がりながら、もう心も身体も、試されて鍛えられている感じがしました。
 そして、かなり息が上がってきて、坂も終盤になってきた2回目のお題回しは、先頭のよしみちゃんが、「みんなとだから走れる!!」と答えてくれたのが凄く印象に残っています。
「意外といける」「楽しい」「あとちょっと」などどいう声がみんなから上がって、私も、そんなみんなからすごくパワーをもらったし、挫けそうだったけれど、坂を走り切ることができました。
 私は「最後まで」と答えました。
 本当に、みんなと一緒だからこそ、あの坂を超えられました。

 新しい子も一緒に坂を上り切っていたり、帰ってきたとき、「走れた!」と、みんなで笑顔で言い合えたことが、すごく嬉しかったなと思います。
 石生コースは、あと9日間続くと思うのですが、今日よりもレベルアップできるように、挫けそうが何だろうが、挑みます。

 その後は、明日のアセスメントに向けてのダンス練習をしました。
 あけみちゃんやのんちゃんが中心になってくれて、初めにアイソレーションをしてくれました。
 腰や胸の動きや、曲に合わせて、踵をトントンと上げるリズムトレーニングをしました。
 久しぶりにダンスに、身体を動かすのは、新鮮な気持ちで楽しかったなあと思います。
 アセスメントの曲も、練習できて嬉しかったです。

 午後からは、味噌づくり2弾のメンバーのみんなと糀づくりの準備をさせてもらいました。
 種付のためのお米研ぎをしました。私は、なのはなでお米研ぎをするのは初めてでしたが、ちさとちゃんが丁寧に教えてくれて、できたことが凄くありがたかったです。

 最初にお米をすすいで、それから(1,2,3,4,5)(2,2,3,4,5)と、10セット行い、すすぎます。それを5セット繰り返しました。
ちさとちゃんが、私の手の上に手を置いて、お米を研ぐときの力具合を教えてくれたり、その工程ごとに、ポイントを教えてくれました。
 手の平の下の方で、グッ、グッと押す感じと教えてもらいました。
 ひろこちゃんやまりのちゃんも、最終的なお米の具合も見てくれて、種付け用のお米研ぎも、みんなと終えることが出来ました。

 その後は、まことちゃんと一緒に、糀箱の煮沸消毒をしました。
 台所の大鍋に、お湯を沸かして、熱湯にくぐらせて、煮沸消毒しました。
 お湯は、鍋になみなみ入れておいた方がいい、と1弾のメンバーだったしなこちゃんが教えてくれました。
 煮沸消毒後に、家庭科室に戻ると、糀室のセットも、ちさとちゃんたちがしてくれていて、第2弾の準備も進んで、またこのメンバーのみんなとできるのが楽しみだな、と思うし、しっかり糀を見守りたいな、と思います。

 夕食は、恵方巻きと鰯と煎り豆の節分メニューで、みんなと頂けて嬉しかったです。
 ほうれん草の緑と、桜でんぶのピンクと、卵の黄色と、かんぴょうにしいたけ、と彩り豊かで、贅沢で美味しい一本を頬張れて幸せだな、と思いました。
 河上さんが、先日に、かんぴょうやしいたけを炊いてくださっていたり、朝からお仕事組さんが酢飯を作ってくれていて、いただけたことが嬉しかったです。
 煎り豆も、美味しいと思って、今後の人生のおやつにしたい、と思いました。

 その後は、節分のお楽しみで、チームに分かれて、豆まきをしていたところ、鬼たちが襲ってきて、体育館に避難し、福の神を呼ぶために、鬼たちにゲームで勝つ、というお楽しみがありました。
 その体育館に行くまでの鬼たちが凄く怖くて、思わず豆を投げました。
 ゲームも、鬼たちに捕まらないように、はらはらとしたし、みんなと協力して、福の神を呼ぶ、というシチュエーションが優しいなと思いました。
 夜の時間が、ありがたくて嬉しかったです。

 夜のお話に、痛感するところがありました。
 今まで、私は利他的になりきれずに、してしまったことをつい思い出してしまいました。
 やはり怖がったままではいけないな、と思いました。
 今ある不安だったり恐怖の感情を取るのは容易なことではないけれど、ニュースを誰かに伝えようという気持ちは疎かにしてはいけない、大事にしなければいけない、ということを忘れないでいたいです。