2月1日(木)「なのはな工務店 温室のガラス張りへ」

2月1日のなのはな

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 温室の建築作業では、アルミフレームの骨格が完成し、ガラス張りの工程に入っています。今日は、さくらちゃんと一緒に温室の天窓の部分のガラスを張りました。

(一体どうやって、組み立てたアルミフレームにガラスを張るのかな……)
 須原さんとさくらちゃんから話は聞いていたものの、ガラス張りは初めての経験で、最初は本当にドキドキしました。ガラス張りに入る前は、須原さんに教えていただきながら、さくらちゃんとデモンストレーションを行って、実際に本物のガラスを使って作業ができるか想定して、足場作りや道具の準備をしました。

 

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 ガラス張りの工程としては、まずガラスを張る場所のアルミフレームの横の二辺に、厚さ5ミリほどのウレタンシートを貼ります。このシートを貼ったことで、ガラスをフレームにはめたときに少し高さが出て、そのあとに押さえとして金具で固定するときに、その厚み分、金具とガラスがピッタリとくっつきました。最初はコーキングで試したのですが、厚さが足りず、須原さんのアイディアで、このウレタンシートを使う方法で行うと良いことが分かって、嬉しかったです。

 次に、アルミフレームの下側の一辺と、ガラスを張ったあとから上側、左右の三辺をコーキングします。私は、このコーキングをするところが一番難しいと感じました。コーキングをつける量が多すぎるとガラスを張ったあとにぐちゃっとコーキングがはみ出して見た目が悪くなったり、使う量がたくさんでコストもかかります。逆に、少なすぎるとガラスとフレームの間に隙間ができてしまい、雨漏りの原因になってしまうため、どのくらいがベストな量なのか考えながらコーキングしていくのが難しかったです。

 

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 コーキングをしたあとは、ビスで押さえの金具とガラスを固定し、これでガラス張りが1枚完成します。

 最初は、1枚のガラスを張り終えるまで、かなり時間がかかりました。1枚張り終わるごと「ふーっ」と息をつくくらい、身体の神経をすみずみまで使う作業です。
 2人でどう役割分担すれば、どちらも手が余らずに効率良く綺麗にガラスを張っていくことができるか考えたり、
「次、上側のコーキングいきます!」
「ガラス渡します!」
 と、さくらちゃんと常にお互いに声かけしながら、安全に作業できる空気作りも意識しました。
 とても集中した空気だけれど、1枚1枚ガラスが張れたごとに、2人で「やったー!」と喜べる瞬間が、とても嬉しかったです。

 

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 この日で、天窓の部分のガラスを7枚全て張ることができて、少しずつですが着実にガラス張りを進めていけていることが実感できて嬉しいなと思います。

 132枚分のガラスを、綺麗に張れるように、明日からも頑張りたいです。

(よしみ)

 

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〈葉にくるまれた白雪姫。保育園前畑で、カリフラワーがたくさん収穫できています!〉

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