「良い味噌玉づくりができて」 なつみ

1月31日

 昨日は無事に、出糀を終えて、今日は、あゆみちゃんやたけちゃんも来てくれて、みんなで味噌玉づくりをしました。
 第1弾の糀の名前は、「おはぜ」と「はぜ吉」。
 イエローファミリー(第1弾の味噌づくりメンバーのチーム名です)で動き始めてから、2日目の朝に、種付けをして、4日目の4時に出糀をむかえるまで、おはぜとはぜ吉は、終始緩やかに温度が上がっていき、急激な温度変化が無くて、とても助かりました。
 ゆりかちゃんが、菌の発熱と、手入れでの冷却を繰り返す温度差で、破精回りが良い、甘い糀になるのだと教えてくれて、手入れ前は、39度前後、手入れ後は27度、といった感じに、しっかり温度差を付けて、糀を育てていくことが出来て、良かったなと思います。
 みんなと味噌玉づくりをしていると、みんなが和やかに、それでも、ちゃんといい味噌ができるように、空気をしっかり抜くこと、樽に詰めるときも、手をグーにして、グッグッと圧縮して、密度濃く詰めてくれていて、おはぜとはぜ吉は、良い白大豆味噌になるのだと思い、すっごく幸せな気持ちになりました。

 ゆりかちゃんやなるちゃんが、味噌メンバーで楽しく糀が育てられるように、そのための準備、今までのデータ、手入れの意味等々、細かいところまで確認して、責任を持ってやっている姿が、とても綺麗だなと思いました。
 糀づくりは楽しいけれど、ゆりかちゃんやなるちゃんが居てくれたから、楽しいだけじゃなくて、自分も糀づくりをしっかり覚えよう、みんなと良い糀が育てられるように、ちゃんとやろうと思えて、この味噌づくり期間、糀の見回り当番の時間が楽しみでした。

 その時々で、糀の理想の温度は違います。
 この手入れの時には、何度に持って行きたい、そういう目標温度があって、その温度に持って行くために、どうやって温度管理するか、そういうのをゆりかちゃんと話すのは、とても勉強になりました。
 基本的には、1時間おきの見回りで、1時間で何度上がっていくかを確認して、このままいくと、次の目標温度に届くか、届かないか、超えてしまうかを予想して、糀箱の段を入れ替えたり、換気扇を回したり、電熱器を切ったりします。
 特に今回は、夜中に換気扇を回すと室内がグッと冷えて、温度の上がりすぎをかなり抑えられた気がします。

 わたしはもう一度、味噌メンバーに入れてもらえていると聞いたので、また、糀を育てながら、知っていけるのが楽しみだし、第2弾が、どんな気候で、どんな糀が育つのかも、楽しみだなぁと思います。

 今日はみんなと、協力して良い味噌玉づくりが出来て、とても嬉しかったです。

 そして、特別なことはまだまだ続いて、午後には、永禮さんとまえちゃんと、大人数のみんなと一緒に、落ち葉集めに行きました。月曜日の落ち葉集めは、糀の母をしていたので、いけませんでしたが、今回はみんなと大井が丘に落ち葉集めに行けて、本当に楽しかったです。

 わたしは、永禮さんとまえちゃんと一緒に、みんながテミで集めた後の道路を熊手で綺麗にしていて、なかなか難しかったけれど、綺麗にするのは楽しかったです。
 特に、側溝に残った落ち葉を、あゆちゃんに教えてもらった方法でザッザッと集めるのが気持ちよくて、竹ぼうきではくのも楽しいけれど、この熊手の役割も、無心になるほど楽しかったです。
 でもやはり、永禮さんのブロワーは圧倒的で、スイッチを入れたら、ブワーッと落ち葉が全部道路の端に飛んでいって、道はきれーいに掃除されるので、見ていて清々しかったです。

 そして、今日は雨が降った後というのもあるのか、落ち葉が湿っていてテミに集めやすく、あっという間にダンプモリモリに集まりました。最初はダンプの荷台で肩ほどまでしか見えなかった、ゆきなちゃんとほのかちゃんが、いつの間にか、長靴まで見えるようになっていて、大人数の力、そして大井が丘の落ち葉の量はすごいなと思いました。

 落ち葉を集めているときは、雨が止んでいて、「そろそろダンプもいっぱいになったし帰ろうか」というところで雨が本降りになってきて、天気を味方につけて、たっくさんの落ち葉を集めてこれて、嬉しかったです。

 これから、肥料を入れて、水をかけて、ビニルで密封作業があると思うのですが、がっちり閉められるように、高い意識を持ってやってきたいと思います。

 今日も1日ありがとうございました。
 明日は、「自分が」という気持ちが出ても、絶対に周りを、みんなを優先させて動きます。

 おやすみなさい。