「2つの宿命」 ふみ

1月28日

 フルメニューは、奈義コースを走りました。
 今年初の奈義コースで、走りきれるか不安だったけれど、みんなの流れのなかで走ったら気持ち良く走れました。
 今日のお題は、今日から糀作りが始まったため、第1弾の味噌作りチーム名をつけるとしたら? でした。
 みんなが考えたチーム名のなかには、「只今、糀中」「ふわもこファミリー」など、可愛らしい名前や面白い名前もありました。
 お題を回しながら走ったり、周りの景色を見ながら走っていると、あっという間に感じました。
 最後の古吉野なのはなの駐車場に上がる坂道がきつかったけれど、少しずつ体力や気力をつけていきたいです。

 みんなとフルメニューをしていても、畑作業をしていても、今の瞬間が楽しいと思えること、それがすごく幸せに感じます。
 なのはなに来る前とは比べものにならないくらい、同じ人間なのかと思うくらいです。

 幸せと感じるときは、だれかと一緒にいるときだと、なのはなに来て感じるようになりました。
 マラソンの練習でみんなと走っているときも、みんなと「ファイト」と声に出しながら走る時間や、畑作業もみんなと協力して、作業を終えたときにみた夕日や、今日も一日みんなとたくさん動いて、楽しかったと思えることが本当に幸せです。

 今夜から、あゆちゃんが企画してくれて、『ゲームnight』が始まりました。あゆちゃんとお仕事組さんと準備を進めて、今夜は「モノポリー」と、カードゲームは「51」「大富豪」をしてみんなで遊びました。
 私は今夜はカードゲームの方で遊び、少しずつ遊びに来てくれた人も増えてきて、みんなで約1時間くらい遊べて楽しかったです。
 普段の生活のなかにも、遊びの時間が加わると、気持ちがリフレッシュされるような気がします。また明日から頑張ろうという気持ちにもなれて、毎週、みんなと色々なボードゲームやカードゲームをして遊べる時間が嬉しいなと思いました。

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 お父さんの新しい本を読んでいます。摂食障害の人は、2つの宿命を背負っていて、1つは、利己的な生き方をしようとすると、強い症状に襲われるという宿命。利他的に生きようとしたときだけ、症状を止め続けることができる。自分が幸せに生きていこうとするなら、世の中に「利他的な生き方をしていきましょう」という呼びかけを続けていかなけばならない宿命。
 お父さんの文章を読んで、損得感情まみれの利己的な生き方、その生き方やちょっとでもそこの黒のゾーンに足を踏み入れたら、強い症状に襲われてしまうこと。誰かの成功や幸せを自分も嬉しいと思えたり、損得感情なしに、自分事として自分から離れたところで目の前のことに一生懸命に向かい、世の中に利他的な生き方をしていきましょうと呼びかけを続ける白の生き方。その白か黒か、2つの宿命が自分のなかにはあるんだと思いました。

 お母さんが、ミーティングのときなどに、自分のなかで解らなかったこと、解決できていなかったことが解ると、オセロの黒が一気に白に変わるんだよ、と教えてくださいます。
 自分のなかに利他的な気持ちがちゃんと入ったら、黒から白に一気に変わり、見えてくる世界ががらっと変わってくるんだ思いました。

 自分から離れたところで、何にも囚われず、目の前のことに力を尽くせるようになっていきたいです。