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1月27日のなのはな
ふわふわ、もこもこ。
糀箱の中で、身を寄せ合って繁殖していく、白くてかわいい、ふわふわ、もこもこ。
ついに、この季節、味噌づくり第1弾が始まりました!
1日目の今日は、ゆりかちゃんとなるちゃんが綺麗にしてくれて、必要な道具も出してくれた家庭科室で、お米とぎや、蒸籠の準備、種付け台や育苗機のセットをしました。
「味噌づくりなのに、どうして米とぎ?」と思う人もいるかもしれません。
味噌は、綺麗に研いだ、糠のないお米に糀を繁殖させた「米糀」と、大豆、そして塩で出来ていて、わたしもなのはなに来るまで、味噌に米糀が入っていることなど、これっぽちも知らなかったので、初めて聞いたときは驚きました。
第1弾は、白大豆味噌を2樽分作ります。
ゆりかちゃんとなるちゃんを中心に、米とぎのプロ6人が集まって、家庭科室で小気味良いリズムでチャッチャッチャと軽そうに、30升ものお米を、1時間ほどで研ぎます。
その間、わたしはりんねちゃんと一緒に、蒸籠やもろぶたを食堂で洗いました。
ただ洗っているだけだけれど、これから、第1弾のメンバーで、糀を育てていくのを思うと、すごくワクワクして、使う道具は雑菌が残らないように綺麗に洗って、しっかり拭いて、丁寧に準備を進めました。
洗い物を終えて、家庭科室に戻ると、ゆりかちゃんが「もうお米とぎ終わるよ!」と笑顔で声を掛けてくれて、本当に早いなと思い、お米を研いでいるときに、水に浸かる時間が長いほど割れやすいと教えてもらっていたので、早い分、良いお米とぎが出来たのだろうと思い、糀が育つお米の第1段階が、上手くいったようで、嬉しかったです。
その後、みんなで細々したものを用意して、整理して、2つ目に大きな仕事、種付け台と育苗機のセット、育苗箱の熱湯消毒に分かれます。
ゆりかちゃんを中心に、3人で種付け台、なるちゃんを中心に3人で育苗機、どれみちゃんとしなこちゃんで育苗箱の熱湯消毒をしました。
わたしは、なるちゃんとひろこちゃんと一緒に育苗機のセットに就かせてもらい、湿度で生まれた水分が床に落ちてかびないように、ビニルを敷いたり、育苗箱全体を、ビニル、暗幕、毛布の三重で覆って、糀が繁殖しやすい36度から38度をキープできるように作りました。
糀は、温かい温度と同時に、湿度も好むそうで70%から80%が理想なのだそう。
そのために、育苗機の一番下の段には、小さな電熱器とお湯の入った小鍋を用意して、温度、湿度の調整ができるようにあります。
そうやって、これから誕生する我が子を思いながら、わたしたちが、育苗機のセットをしているうちに、種付け台が綺麗に作られ、熱湯消毒された糀箱が運ばれてきて、家庭科室は、どんどん、糀の子育てができる環境に変化していきます。
5時になるころには、育苗機も、種付け台も、育苗箱も準備万端。
明日はついに、蒸米、種付けが行われ、米糀の子育てが始まります。
栗のようないい香りがしたら、それは出来のいい米糀なのだそう。
これから始まる、第1弾の味噌ファミリー、そして米糀との日々がとっても楽しみです。
(なつみ)
***
温室の建築作業では、午前は砕石敷き、午後はアルミフレームの組み立てを進めました。
温室の中で作業をするときに、地面が土だと水が落ちたとき足元が悪くなったり、草が生えやすかったりするので、作業がしやすいように砕石を敷き、タンパーで転圧しました。砕石は3センチほどの厚みで敷きました。
タンパーは転圧しながら前に前に進んでいくので、持ち手を持って少し後ろに引くようにして、しっかりと転圧できるようにしました。
平らにならしてタンパーで転圧すると、ピシっと地面が堅くなり歩きやすくなりました。
午後からは、アルミフレームの組み立てに入りました。基礎のブロックの上に、側面のフレームを印に合わせて置き、仮固定しました。もう一方の側面のフレームには、先程固定した側面のフレームから木材を渡して動かないようにしました。これは、屋根のフレームを取り付けて固定するまでのものです。
午後の最後には、部品の取り付けが複雑で緊張していた屋根のフレームを1つ組み立てることができて嬉しかったです。合掌型の屋根フレームは、柱と桁の部品と一緒に固定する必要があり、ジョイント部分が複雑でした。組み立ててみて、こうなっていることで柱と桁と屋根のフレームを一緒に固定しているんだなと、仕組みが面白いなと思いました。
須原さんが、作業しやすい足場のセッティングや、大きいものを組み立てるときの固定する方法や順番など、先を見てあっという間に考えられていることがすごいなと思い、少しでも覚えたいと思いました。
明日も引き続き温室の骨格となるアルミフレームの組み立てを進める予定です。
(さくら)