1月22日(月)「ガラス温室、建築に向かって & 白カブの土寄せ」

1月22日のなのはな

 毎週、アコースティックギター教室や版画教室を開きに来てくださる藤井先生のご厚意でいただいた、ガラス温室の建築を進めています。

 この日は、ガラスを綺麗にする作業をしました。屋根と表裏の妻面、窓とドアのガラスが計104枚あり、数日間にわたって洗浄を進めてきて、この日の午後で終わらせることができて嬉しかったです。
 屋根と妻面のガラスには、サッシと固定していた粘着テープがついていて、まずそれをスクレーパーで削ぎ落します。あらかた落としたところに、灯油を含ませたスポンジでさっと撫でます。そうすると、灯油によって粘着テープが溶け、もう一度スクレーパーで擦っていくと綺麗にすることができました。コーキングがついているものも、粘着テープと同じように落としました。

 

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 次は、表面全体の緑色の苔汚れです。これは洗濯洗剤水をつけて、スクレーパーで取ると、サッサッと汚れが取れて透明なガラスに変わりました。洗濯洗剤水ははじめ霧吹きで吹いていたのですが、これも洗濯洗剤水をスポンジに染み込ませて表面を撫でるようにしてつけると早かったです。
 窓とドアは高圧洗浄機で洗い、ブラシでこすり、雑巾で拭いた後ウエスで仕上げに拭いて綺麗にしました。

 

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 建てる場所は体育館の前の中庭で、コンクリート打ちをして、ブロックを立て基礎ができました。丁張を出して、高さを見ながらコンクリート打ちをするための溝を掘り、砕石を4センチ敷き、タンパーで転圧しました。

 

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 幅10センチのブロックをコンクリ―トの上に乗せられるように、25センチの幅でコンクリートを打ちました。コンクリートは押される力には強いけれど、引っ張られる力には弱いため、引っ張られる力に強い鉄筋を中に入れて鉄筋コンクリートにすることは、以前、須原さんが教えてくださったのですが、入れる鉄筋の太さが数ミリ違うだけで、強度が全然違うということでした。棒径3ミリだったら人が歩くだけのようなところで、温室を建てるのだったら棒径5ミリくらいで良いと教えてもらいました。

 

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 これからアルミサッシを組み立てて、綺麗にしたガラスを取り付けたガラス温室になると思うと、とても嬉しいです。

(さくら)

 

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 地面から、真っ白な頭がヒョコヒョコ見えている! これは土を寄せてあげなければ。
 白カブ第3弾は今、大きいもので直径10センチほど。
 今回はカブの手入れとして、土寄せをしました。土寄せをすることで、カブを安定させたり、カブの白さをより綺麗にすることができます。

 

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 カブは2条植えになっていて、畝肩の土を鍬で寄せていきます。ですが、それではカブとカブの間に土が寄せきれないので、鍬で寄せたあとに仕上げとして、手でカブを支えるように土寄せをしていきました。土からひょっこり見えているカブは、白玉を連想させるくらい丸みが可愛らしくて、白さも上品です。今も第1弾として先駆けて育てたカブが収穫できていますが、この日、土寄せをしたものも、第3弾として収穫できることが楽しみになりました。

 

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〈収穫が済んだ畝のネットは、回収!〉

 

 土寄せもできたら、最後にネットとビニールをかけます。明日から、さらに寒さが強くなるため、カブにもビニールをかけて霜や寒さ対策をしました。カブは3月まで収穫する予定です。この寒さも乗り切って、また収穫できる日が楽しみです。

(ゆきな)