「お母さんの歌を聴くと」 りんね

1月21日

〇お母さんのお誕生日会

 今日は、お母さんのお誕生日会がありました。

 はじめになのはなバンドの演奏で、お母さんが『倶に』を歌ってくれたことが、本当に嬉しかったです。
 お母さんが、みんなで歌えるように、と歌詞を書いて貼ってくれました。歌を聴いて、全部は聞き取れていなかったところも、今回は歌詞を見ながら、どういう曲なのか、より深く感じることができました。

「身代わりはいらない。背負わなくてもいい。手を引いて、こちらへと示してほしいわけでもない」
「君は走っている。絶対走っている。確かめるすべもない遠い遠い距離の彼方で」
 お母さんの姿と、この歌詞が本当にぴったりだと思いました。お母さんは、遠くにいる人のことを、信じているのだと感じました。
 私も、お母さんのように、この歌詞のように、強く生きていける人に、なりたいと思いました。やっぱり、お母さんの『倶に』が大好きで、大きく勇気づけられて、嬉しかったです。

 お母さんクイズで、お母さんのことを知れたことも、嬉しかったです。
 印象的だったのは、お母さんが生まれ変わるなら、「もう一度人間」ということ。それに、お母さんが一番好きな場所が、アメリカのデスバレーで、みんなにも見てもらいたい、と話してくれたことでした。
 私はデスバレーのことをよく知らないけれど、塩の、真っ白な渓谷がはるかに続いていて、涙が出るような光景だ、と聞いて、お母さんがその場所にいることが思い浮かぶようだ、と思いました。いつか、見てみたいと思いました。

 謎解きゲームでは、私は実行委員として参加しました。
 昨日から、27題の謎を、あゆちゃんたち、実行委員のみんなで考えるところから準備が始まりました。
 謎を考えることも、解くことも、すごく面白かったです。実行委員で問題を精査しながら、たくさん笑いました。
 まさかの、なるちゃんが「尻」を「ケツ」と変換する問題を考えたことや、まえちゃんが逆立ちして「絵馬」になっていたことや、その他一つひとつの問題に感心したり、驚いたり、本当に面白かったです。

 当日、準備がかつかつで、大丈夫かなという思いもあったけれど、お母さん、そしてみんなが、校舎を走り回った後の清々しい笑顔で、「楽しかった!」と言ってくれたことが、嬉しかったです。
 ヒントマンブースにも全チームが来てくれました。私は、お尻歩きで挑戦者と対戦する相手になって、人生で一番お尻歩きをした日だったと思います。きつかったけれど、お尻歩きにしても本気でやると、すごく楽しかったです。

 お母さんが、「謎は解けなくても、ただみんなと走っているだけで楽しい」と晴れやかに、言っていたことが、印象的でした。それは、お母さんそのもののようで、お母さんの心から感じる“楽しい”という思いが、なんというか、お母さんらしいと思いました。

 お母さんの歌を聴くと、笑顔を見ると、たけちゃんたちと走っている姿を見ると、前向きな力が湧いてくる。お母さんはそんな人で、お誕生日会は、私たちがお母さんから元気をもらったと思いました。
 大好きなお母さんと、今日の会を過ごせて、本当に嬉しかったです。

〇梅の木コースで

 今日、嬉しかったことがあります。
 ゆいちゃんと梅の木コースを一緒に走ることができました。もちろん、ときには歩いて、走れるときに走る、という風だったけれど、一緒に走れて、気持ちが良かったです。

 今日のお題は「着てみたい制服の職業」でした。
 ゆいちゃんとお題回しをしたとき、それが偶然にも2人同じ「巫女さん」。どこかやはり、好きなものも似ているところがあるんだなと思って、嬉しかったです。
 その後、少し本の話とか、ポポーとイチジクの苗を、池上三角畑で育てる話とか、一緒にして、ゆいちゃんと何気ない話をするときに、以前よりずっと、ゆいちゃんが気持ちを開いてくれていることを感じました。それがとても嬉しかったです。

 また明日から、新しい1週間が始まります。私は、月曜日のソフトバレーのチームで、楽しみでもあり、緊張もしています。
 上手くできてもできなくても、良くありたいと願いながら頑張っていきたいです。
 今日はありがとうございました。おやすみなさい。