1月10日(水)「味噌づくりシーズン間近。白大豆の選別 & 土寄せ成功! 落花生の莢はずし」

1月10日のなのはな

 豆の選別の季節がやってきました。

 最初の豆は、白大豆。
 寒い季節にしかできない味噌づくりに向けて、選別していきます。

 最初に、みんなで基準の確認。
 大きくてまるい、“皮むけ3か所”までは、種。
 見た目が綺麗で、割れていたり、皮むけが多いのは、味噌。
 少し茶色かったり、ほんのり緑がかっているものは、ほか調理用。
 この3つの基準を頭に入れて、さぁ、選別が始まります。

 

 

 久しぶりの選別に、考えながら、確認しながら、間違いの無いようにやっていきます。
 目標は、ヨーグルトパック1杯を2人で10分で終わらせる。
 やってみると、「難しい」という声が、あちこちから聞こえます。
 まず何からとって行けばいいのか。一番割合の多いのは、味噌。
 次に、調理用、種、となっていくことに気が付き、少ししてから、やっとコツをつかみ始めます。

 まず、ごみを取って、豆を広げたトレーの上を綺麗にし、次に、少し傷のある豆を調理用にとっていくと、特に良い豆だけが残り、そこから、大粒の豆を取り、皮むけがあるかを確認して、無ければ、種の箱に入れます。
 残ったのは、味噌用。これをこのまま、味噌ボックスに入れて、選別完了。
 分かってくると、楽しくなってきて、みんなが無心で手を動かします。

 

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 わたしはカメラを持って、みんなの選別風景を撮っていましたが、みんなの手のスピードが速くて、手だけがぶれる。それくらい、慣れてきたみんなの選別速度は、始まりと全く違って、コツを習得すれば、今回収穫した白大豆すべて、あっという間に選別できてしまうだろうと思いました。

 そして、今年の白大豆は特に綺麗。
 くず豆がとっても少なくて、皮のむけていない、綺麗な豆ばかり。
 それもあって、選別しやすいです。
 味噌づくりに使える豆もたくさん取れそうで、良い豆で、良い味噌ができるように、選別、みんなと頑張っていきたいなと思います。

(なつみ)

 

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 収穫して干していた落花生の株から、莢を外す作業をしました。
 今作の落花生は良くできて豊作だったので、一株ずつ外していくのは地道な作業だったのですが、プチ、プチと外していくと落花生の良い香りがして嬉しくなりました。

 大ぶりの莢が多く、3つ子の莢も多いなあと感じました。
 莢を振るとからからと音が鳴って、もう莢から出してもいいなと思いました。

 試しにパキッと割って中身を見てみると、しっかり大きな豆が入っています。嬉しい!

 

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 落花生の成功は、良い土寄せのおかげだったと思います。落花生の土寄せは、株の真上から大胆に土をかぶせてしまう、変わった土寄せです。けれど、そのおかげで、土の中にたくさんの落花生ができるのです。やはり思いきって株を埋めてしまうほどに土寄せをすると、よく育つのだなあと思いました。
 たくさんの落花生に囲まれながら、みんなで作業している時間が穏やかでとても心地よかったです。
 今日外しきれなかった残りの株も早めに終わらせて、早くみんなで莢出ししたいなあと思います。

 

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 畑のチームの子たちと、たくさん採れた落花生で何かできたら良いねえと話していて、それもとっても楽しみです。
 また、みんなで頂けるのも楽しみだなあと思います。

(まなか)

 

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 桃の剪定を進めました。今日は、開墾26aの清水白桃の剪定をし、あんなちゃんが木を見て、実際にどういう枝を剪定するのかを教えてくれました。

 最初は間違ってもいいから、自分でやってみて、印をつけた枝をあんなちゃんに見てもらいました。
 いつくもの枝があって、太さも違えば、向きも違う。状態も違っていて、日当たりや実をつけたときのことをイメージしたり、木を元気にするために、そのなかで残すべき枝、そして、剪定する枝を決めるのは、難しくもあり、自分が印をつけた枝をあんなちゃんに見てもらって、印をつけたところでいいねと言ってもらえるとすごく嬉しかったです。

 

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 木を元気にするけれど、剪定を強くすることで、勢いが良すぎてしまってもよくないことをあんなちゃんが教えてくれて、それは、人間の調子と似ているなと思いました。
 気持ちを上げすぎても足元をすくわれることがあるかもしれないし、かといって、気持ちを落としすぎてもよくない、桃も同じなのかなと思いました。

 枝には、花芽がついていて、冬の寒さを乗り越えたら、春が来て、いま枝についている蕾たちがふっくらとし、先端がピンク色に色づいてくることを思うと、蕾が愛おしくも感じました。
 摘蕾で落としてしまう蕾もあるけれど、夏の収穫に向けて、蕾たちの未来を思ったら、剪定にも力が入りました。

 

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 印をつけたところを、剪定ばさみやノコギリで剪定をしました。
 枝に刃を入れたとき、枝の弾力を感じたり、断面が少し水分で湿っていると、桃の木の生命力を感じます。

 どの枝を剪定するか迷うときもあり、桃の木とじっと向き合う時間もあったけれど、剪定する枝を決め、剪定をし、桃の木の形が美しくなっていくと、そこにやりがいや楽しさも感じました。
 私は剪定のスピードはまだまだ遅いので、少しでもスピードアップして、剪定の作業が進むように、今日あんなちゃんに教えてもらったことを次に繋げていきたいです。

(ふみ)

 

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〈夜7時からは、年が明けて初めての、勝央金時太鼓の練習がありました!〉
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〈ウィンターコンサートで、『金太郎囃子』を演奏して以来の、太鼓を打つ感覚。竹内さんが教えてくださるなか、様々な基礎練習からはじまり、『那岐おろし』の演奏を練習しました〉

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〈今年も、より上達していけるよう、1回1回の練習を大切にしていきます〉