1月8日
●証を持って本物にする
ウインターコンサートを振り返る時間をいただきました。
ウインターコンサートが終わってから、まだ1か月も経っていないことが、信じがたいです。そのように、もう遠い昔のことのように思えてしまっていました。
コンサートの写真のスライドショーを見せていただきました。
自分たちで自分たちの姿を見ることはできないから、今日初めて見てみて、「本当にわたしたちはひとつのものを作り上げられたんだなあ」という証をもらったような感覚でした。
見ていると、いくつもよみがえってきました。練習のこと、ホール入りしてからのこと、本番のこと……それは、良い思い出もあったし、苦い思い出もありました。
それを全部汲み取るというか、それが全部報われるような、1枚1枚に、わたしたちの気持ちが、にじみ出てきている感じがしました。この舞台背景に立つ、みんなの眼差し、動き、それを写真として残してもらえたことが、すごくすごく誇らしくて、うれしかったです。
お客さんが書いてくださったアンケートも聴かせていただきました。
「お客さんにこんな気持ちが伝わって欲しい」「お客さんにこう見えてほしい」
わたしたちの願いが、確かに伝わっていたんだなあ、と感じました。
コンサートのホールでの感覚や空気、お客さんの拍手……。それだけを感じて、受け取っていたお客さんとの繋がりを、言葉としても受け取ることができたのが、本当にうれしかったです。
「今までで1番です。最高でした」と書いてくださっている方がいらっしゃったり、想像していた以上のあたたかい言葉をいただいて、涙が止まりませんでした。
お客さんが選んでくださった言葉、それを読み上げるお母さんの声が、すっと心に入り込みました。そして、今も、ずっと残り続けています。
ウインターコンサートまでの記憶を、写真としても、言葉としても、わたしのなかに残していけることが、本当にありがたいです。
それを、遠い昔の、古い記憶にしてしまわないで、いつでも、すぐに取り出せるところに持っておきたいです。
同じように、この世の中を変えたいと思ってくださっている人が居ること。たくさんの人が共感して、応援してくださっていることを力にかえて、毎日の生活でも、ちゃんと本物にしていきたいと感じました。
紅白歌合戦も終えて、今夜の新春ライブも終えたら、明日から、日常の生活が戻ってくると思います。
自分たちが覚えておかなくちゃいけない、いつも願っていなくてはいけないことは、多いようだけれど、でも、究極、ひとつになります。誰かのため、仲間のためです。
誰かを思うだけ、もっと透明になって、クリアな自分で過ごしていきたいです。
これから、夜、お父さんお母さんの新春ライブが待っています。
ちょっぴり夜更かしをしてみんなと過ごす、お泊り会みたいにワクワクする夜を迎える…というように、昨日の紅白歌合戦から続いて、楽しみが続いていることがうれしいです。お父さんお母さんの答えや歌を聴かせていただいて、この2024年、新しい自分へと進む一歩にしたいです。