「成長していけるように」 りんね

1月1日

〇新年

 明けまして、おめでとうございます。

 今日は元旦。新しい年が始まりました。
 みんなで作って、お重に詰めたおせち、温かいお雑煮を、頂きました。そして、お父さんのお話を聞いて、一人ひとり、お屠蘇を頂くことと、新年の抱負を言葉にしていきました。

 お父さんから、辰年の今年は、日本や世界という単位でも、大きく変動する一年だということを、教えてもらいました。日本は年々、出生数が減り、年間の死者が増えていて、人口が減っていること。
 その中で、なのはなファミリーとしても、個人としても、変わっていかなければならないこと。
 私たちは、自分のために治ろうとしても、治っていくことはできない。私たち自身が、今を苦しんでいる人を支えていく、助けになる、一人ひとりが、そんな道を切り拓いていかなければならない。(誤解を恐れずに言えば)なのはなファミリーに治してもらうのではなく、自分がなのはなファミリーを助けるくらいの気概が必要だと、教えてもらいました。

 抱負では、私は、
「自分を捨てて、小さなことに拘らず、本当の意味での自尊心を持つ。感情の起伏をつけすぎず、安定感のある一年にする」
 ということを、話させてもらいました。
 お父さんから、安定感を持つには、常にいい意味で前のめりになっていくことが必要、稲盛和夫さんの本に、正しく前のめりになることが書かれていて、それを読んでください、と教えてもらいました。
 なのはなで教えてもらうことを、さらに自分の中に落とし込んでいくために、稲盛和夫さんの本を読み込みたいと思いました。

 みんなの抱負も聞かせてもらって、それぞれが自分に必要なことを自覚して、よくありたいと言葉にしていて、身が引き締まる思いがしました。

 今日は、あゆちゃんが中心になってくれて、『福笑い・豆掴み』の実行係もさせてもらいました。
 どちらも新しいルールだったけれど、みんながすごく楽しんでくれて、見ていてもたくさん笑って、嬉しかったです。
 新しいものを、みんなが楽しめるように考えて、ルールを作って、制作をして、それをみんなが楽しんでくれた、という確かな成功体験だったと思いました。あゆちゃんが中心になって、囚われない、良かれという思いが詰まった、いい流れを作ってくれて、みんなで形にできたことが、嬉しかったです。

 初詣にも、諏訪神社へみんなで歩いて行けたことが嬉しかったです。
 今年のはじまりに、澄んだ気持ちで神様にお詣りをして、昨年の感謝を述べて、今年の抱負を祈ることが、できました。
 初詣など、新年の行事を、こうして大切にして、みんなで行けることが、嬉しいです。気候が暖かくて、心持も穏やかでした。
 帰り道に隣り合ったえみちゃんが、あと2週間、と受験が目前に迫ってきているけれど、後は運命を神様に託す、と話してくれました。受験を目前にして、切羽詰まっている状況かもしれないけれど、それを感じさせないくらい、落ち着いているえみちゃんの姿が、潔くて、綺麗だと思いました。
 私も、何かに追われているわけではないけれど、神様に運命を託して、自分はどうとでもなれ、という潔い気持ちを、持っていたいと思いました。

 夜には、紅白の集まりもありました。
 私は、あけみちゃん、ゆずちゃん、やよいちゃん、えつこちゃんと一緒のチームで、話していて、同じ打破したいものを持っているようだと、思いました。
 考えるだけでも、心がすかっとするような土台ができつつあります。紅白で、自分の中にある、黒いもの、全部出し切って、清々しい思いで成長していけるように、真剣に向かって行きたいです。