12月22日のなのはな
ホール入り4日目。
今日は照明班が揃って、調光卓やピンスポットを動かして、照明があるなかでの通しをしました。
照明を担当して下さるメンバーには、大竹さんやりかぽん、白井さんが入って下さって、とても豪華です。
みんなで1つの物語を作り出していけることがとても有り難くて本当に嬉しいなあと思います。
午前中は、劇と、曲の出はけだけを通していき、そのシーンでの照明と劇を、お父さんお母さんに見ていただきました。
実際にシーンに合わせて照明がはまっていくと、台詞や表情がもっといきいきと映えて、心に残るワンシーンが出来上がっていくなと思いました。
1人ひとりが良いものになるようにと思い醸し出す真剣な空気は、しんと透明でどこにいてもその気持ちを感じられることが嬉しかったです。
私もその中で感覚を研ぎ澄ませて、良いものを求める気持ちを共有させてもらえることがとても有り難いなと思います。
みんなでお昼を食べてから、午後には前後半の通しをしました。
ホール入りしてから一度に全部通してやるのは今回が初めてですごく緊張していたのですが、前日に確認したことや練習したことがしっかりいかせるようにと気合いをもう一度入れ直して通しに向かいました。
昨日お父さんやあゆちゃんから、いつも新しい気持ちやどんどん更新して進化させていくが大切だと教えてもらいました。
それを聞いてみんなの空気もまた一層クリアになって、それぞれが出来る準備に打ち込む姿が古吉野に帰ってからもありました。
今日はそれがちゃんと表現に繋がっているんだと実感することが出来たような気がして、嬉しかったです。
みんなの演技や演奏がどんどん進化しているのがすごく楽しいです。
みんなも良いシーンになったと感じているのが分かります。
いつも昨日よりも今日、今日よりも明日…と、もっともっと高い理想を持って、見て下さる方に1番良い形で伝わるように最後まで力を尽くしていきます。
みんなで作った美しい舞台背景をバックに、広いホールのステージで身体全身を使って踊ったり、演じたり、大きな声で歌って、さらにそれを引き立たせてくれる光をいっぱいに浴びて私たちの気持ちを伝えられることが本当に幸せです。
お父さんお母さんが書いてくださった今回のコンサートの脚本もやっぱり私たちの物語で、私たちの答えで、私たちが作る未来の一歩なのだなと毎回通しをする度に感じます。
本番に向かう過程も全部、私たちのコンサートです。
私たちの祈るような気持ちがどうか伝わりますように、と積み重ねている時間が私の土台になっていくのだなと思います。
どこのシーンを切り取っても私たち1人ひとりの気持ちが、迫力として感じられるように24日の最後まで頑張ります!
(まなか)
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