12月17日(日)「常に仲間を想い、お客様と作る、気持ちを伝えるステージに」

 

12月17日のなのはな

 

 ホール入り前日、古吉野なのはなでの最後の通し練習をしました。(今日は、前半と後半を分けて、丁寧に修正する時間を設け、また、一部を除いて衣装を着ないでの通しとしました。次の衣装への着替えがない分、その時間も、劇やダンスを前から見ることができました。)
 最後の通しをするなかで、1つひとつのシーンやダンス、演奏に気持ちを込めて、常に仲間を想い、みんなで作るステージにすることを今回の通しのテーマにして向かいました。

 

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 コンサートに向かう過程のなかで、内にこもらずに、常に気持ちを前に出して演じること。自分から離れて、常に仲間を想い、みんなで一体となりステージを作ること。コンサートに向かう過程の一瞬一瞬で気持ちが作られていくことを、練習の過程のなかで感じています。

 午前中に、前半の通しをして、午後からは後半の通しをしました。
 通しをしているなかで、舞台に立っているときも、舞台袖にいるときも、みんなで作る空気に一体感を感じたり、今舞台で劇を回している役者のみんなに気持ちを向けながら、役者のみんなの姿を前から見ていると、役者のみんなが表現している姿に、心が動かされ、自分もステージに立つときに、気持ちが前に出やすかったです。

 

 

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 劇の後半でラストシーンに近づくにつれて、今舞台に立っている役者のみんなが、自分たちの気持ちを代表して言ってくれていて、自分自身のことであり、みんなのことであり、自分の経験が仲間の経験であり、みんなの物語であり、自分の物語であることを感じました。

 

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〈大竹さんが照明の調光卓を担当して下さいます! 照明台本を確認しながら、通しを見て下さっています〉

 

 数日前に、ラストシーンのセリフが変わりました。
 その言葉は、お母さんがずっとあたためていた言葉で、私は、コンサートに向かうなかで、コンサートの大事な曲である『オブリビオン』と、『ホワイトフラッグ』の歌詞をあゆちゃんが和訳してくれたものをみんなで朗読してきたことに繋がっているのだと思いました。
 自分たちの気持ちを、応援してくださっている方に伝えて、それを、応援してくださっている方が絶対に受け止めてくださるから、ステージは、演じる側とお客様のなかで作られていくものだと、お父さんが話してくれました。

 

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 応援してくださっている方が全力で受け止めてくださって、力となってくださるから、自分たちは、前に進むことができる。
 応援してくださっている方に向けて、気持ちを強く持って、自分たちの気持ちの全てを伝える。何も残すことなく、全てを伝えて、それが、自分たち、そして、まだ見ぬだれか、応援してくださっている方の力になると信じて、今までみんなと練習してきたものを、鮮やかにキレよく、ホールに持っていけるように、明日からのホール入りに向けて、みんなと頑張りたいです。
 気持ちを強くもって、常に仲間を想い、力を合わせて、コンサートに向かっていきます。

(ふみ)