「正しく読んで、正しく理解する」 えみ

12月13日

 夕方のハウスミーティングの時間が嬉しかったです。

 コンサートの本番も近づいてきている中、来月にある試験も日が迫ってきていて、今は、どんな結果になろうと流れにまかせようという気持ちでいられていても、また失敗してしまうのではないかという怖さがどうしても出てきてしまうということを話させてもらいました。そのことに対して、お父さんが、受からないといけないと結果のことを心配するのではなくて、どこまでも「今」一つでも多くの知識を吸収できるように、少しでも伸ばせるようにやるべきことで頭をいっぱいにして、不安の先取りはしないということを話してくれました。

 怖さが出てきてしまうのは、自分ではあまり自覚はなかったけれど、やっぱり結果がどうなるかを考えてしまっていたからなんだなと思いました。
 受かるか受からないかというのは、本当に自分で決めることではなくて、どっちになったとしても、それはまだ見ぬ人のために神様がいいようになるようにしてくれたこと。
 それを思って、余計な心配はせずに、勉強でも、コンサートに向けても、今何をすべきか、何ができるかだけを考えていきたいなと思いました。

 勉強のことで言うと、自分にとって、今の一番の課題は国語だなと思います。現代文が、どうしても安定しなくて、落としてしまいます。

 今まで、私は、全体の内容を掴むのに、最初に問題は少し読むけれど、評論文でも小説でも一度文章を読んでから解き始めるようにしていたのですが、今日は、試しに、文章を全て読んでしまうのではなくて、まず問題を見て、聞かれている部分が出てきたらその部分で一度止まって、答えてから次に進むというようにしてみました。
 そうすると、今までよりもはっきりと根拠をもって答えを決めやすくなって、小説の方では今日はちょっと上手くいかなかったけれど、評論文の方では全問正解することができて、それは一つ今日の成功体験で嬉しかったです。

 今更だけれど、今までは、一度文章を読むのに「まずは読まなきゃ」と焦ってしまって、流し読みのような感じになりかけてしまっていて、上手く聞かれている内容を掴めなかったのかなと思います。

 正しく読んで、正しく理解する。というのは、国語の試験で問題に答えるためだけでなくて、他の科目や、普段の生活にも通ずることだなと思います。他人ごとにしないで、ちゃんと自分を持ったうえで、筆者や、他の人の意を汲み取れるように、そのための練習だとも思って、まずはちゃんと目の前の問題がちゃんと解けるように訓練していきたいと思います。

 読んでくださりありがとうございました。