「守る」 ほし

12月11日

 昨日の通しは、集中してみんなと気持ちが一つとなっているのを感じました。
 あゆちゃんが食堂の黒板に「キレ、勢い、一体感、自分も仲間も見ている人も気持ちが良い表現をする」と書いてくれていました。

 着替えをしているときや、待機しているときなど、舞台裏でいるときでも、昨日は気持ちがステージに向いていました。
 特に、劇の魔女の独白のシーンからラストシーンまで、感動して、涙腺が緩みました。
 洋子さんのセリフだったり、魔女たちが命がけで悪魔を退治している声に心を打たれて、本当にこの脚本は、自分たちの物語なんだな、と思いました。

 先日のことになりますが、えつこちゃんが、「ほしちゃん、音楽室の周り通りますか」と聞いてくれて、なんだろう、と思ったら、えつこちゃんがトロンボーンで、ハッピーバースデーを演奏してくれました。
 すごくそのサプライズが嬉しかったです。
 みんなも、「あめでとう」と何度も声をかけてくれて、温かい気持ちでいっぱいでした。
 私が思っていたよりも、みんなは私の事を大好きでいてくれていたんだ、と思いました。

 みんなのことを自分から大事にして、守っていきたい、と思いました。
 守られるのではなくて、守る、としていきます。
 自分が誰かに対して、「自分は嫌われている、軽蔑されている」と思ってしまうのは、その人を信じられていない=守っていなかった、信じていなかった、許してなかった、ということだと思いました。
 仲間を守るのは、自分も仲間に守られることだと思いました。

 今日も、あゆちゃんが今週のテーマを食堂の黒板に書いてくれていました。
「緻密に正確に、謙虚に。誰かのスーパーマンになる」
 そのテーマが凄く嬉しかったです。
 なのはならしい、と思いました。

 新たに見つかった課題ですが、ブエノスアイレスのマリアを演奏するとき、最初の低音を出はぐってしまうことが多々ありました。
 それの原因が分かりました。
 最初から、口の形が低音の形になっていなかったです。
 思えば、マウスピースだけで吹いていても、低温が出しづらいと感じることがありました。
 そのことを意識して、練習します。

 今日、から揚げ店の看板の制作をしました。
 屋根に取り付ける看板の土台となるベニヤを須原さんが取り付けられるように、切って下さいました。
 それに貼る紙を切って、下書きができました。
 後は、色塗りと貼り付けです。