12月8日
脚本を読み込みと、その答え合わせをさせてもらって、いっそう自分の気持ちが固まったのを感じました。
脚本を知れば知るほど、この脚本が『自分たちそのもの』だと感じます。
この脚本のなかに出てくる登場人物達が伝えてくれる言葉、それが本当にわたしたちが生きていくための答えです。
自分たちが今までその気持ちで生きてきたかを確かめられること、これからの誓いとして胸に落とし込むことができるのが、ありがたいことです。
今自分がなのはなに居ること、今コンサートに向かって練習していること、その役割や使命を、きちんと持っていたいと感じました。
自分たちの心を磨いて、お客さんにももっと伝わるような心で表現したいです。
今日はものすごく「わたしたちは家族なんだなあ」と感じました。
食堂には、お母さんとおばあちゃんの手作りのクリスマスのタペストリーが飾ってあったり、みんなから落花生の大豊作のお話を聞かせてもらったり。ご飯を食べ終わったあとは、コンサートの最後のシーンから、繋げて『ホワイトフラッグ』を踊ったり。
「難しいことなんて考えなくてもよくて、今日、隣にいる誰かを助けることができたか、笑顔にできたか、それでいいんだよ」
「前向きなところにしか答えはないからね」
お母さんがそう話してくださいました。
自分ひとりだけだとワッと泣き出してしまいそうだったし、ぐったり溶けて崩れてしまいそうな気持ちがありました。
家族であり、仲間であり、みんなにたくさん守ってもらっていることを感じたのと、それと同時に、決意しました。
わたしも、誰か1人でもいいから守れるように、強くなりたいです。変わりたいです。
どこまでも未熟なわたしだけれど、変わりたいです。みんなの仲間として生きたいです。
明日からまた、元気を出して前向きに頑張ります。おやすみなさい。