１２月６日のなのはな
コンサート前、最後の大人数作業。
月曜日のリーダー会議で希望が出ていた５つの野菜の追肥と、イチジクの元肥入れを終わらせるべく、牛肥をたっぷり積んだ軽トラ３台と、大人数のみんなと一緒に、畑を回ってきました。
追肥、１枚目の畑は、保育園前畑のブロッコリーとカリフラワー。
保育園前畑は面積が大きく、１畝が長くて、これは時間がかかるのかなぁと思っていたのですが、３０分ほどで、あっという間に終わり、そこから、新ハウスのアスパラ菜と冬キャベツ、吉畑下の冬キャベツの追肥をするチームと、大根の追肥をするチームに分かれて、わたしは、つきちゃんたちと一緒に、大根の追肥に向かいました。
大根は、収穫時期をわけられるよう、定植時期を５段階にずらして育てていて、丁度、今日は１弾の全収穫を終えたところでした。
２弾がすでに収穫サイズまで立派に育っていて、３弾も、そして今回追肥した４弾も朝晩の寒さに負けず、成長し続けています。
今日は１回目の追肥で、２条植えになっている畝の両畝肩に牛肥を筋状にまいてきたのですが、畝の上に、葉が大きく広がっていて、元気そうな様子が見られて良かった反面、間引きがまだ出来ておらず、担当のつきちゃんと一緒に、少しでも間引きを進められたらいいねと話をしていました。
２チームがほぼ同時に追肥を終えて、今度はイチジクチーム、崖ハウスの冬キャベツチーム、保育園前畑に戻って、ブロッコリーとカリフラワーの土寄せチームという、３つのチームに分かれて、進めていきました。
イチジクの元肥入れでは、イチジク畑のほぼ全面に「ダイカンドラ」という下草が生えていて、肥料をやった後に中耕すると、ダイカンドラを傷つけてしまう為、やりたい肥料、牛肥、もみ殻、米ぬかを肥料倉庫で混ぜてから、樹の周りに撒いてきたそうで、来年も、美味しいイチジクが採れたらいいなと思います。
わたしは、ブロッコリーとカリフラワーの土寄せチームで動いて、冬キャベツの追肥を終えたみんなが後から応援に駆けつけてくれて、これも４０分ほどで、大人数でサッと終えることが出来て、気持ちが良かったです。
畑を出る前に、みんなで、すでに収穫が始まっているブロッコリー第１弾の頂花蕾を見てみると、昨日の雨が、まだ頂花蕾の上に滴状に残っていて、それが太陽の光でキラキラとブロッコリーの上で光っていました。おおきく育った、綺麗で立派なブロッコリーを見ていると、みんなで手入れした野菜が、いい形で収穫をむかえていることが本当に嬉しいなと思いました。
保育園前畑の次は、崖ハウスの冬キャベツの中耕チームと、新ハウスのアスパラ菜と冬キャベツの中耕チームに分かれ、わたしは崖ハウスの冬キャベツの中耕をしてきました。
自分がハウスの野菜を担当していた時も思っていたのですが、担当にならない限り、あまりハウスの中に入って、野菜を見ることが無くて、今日、久しぶりに冬キャベツを見たら、もう収穫できるのではないかと思うほど、ツヤツヤ、ぎっちり詰まってきているキャベツを見つけて、冬の寒さで甘く締まったキャベツが、そろそろ取れ始めるのかなと思うと、ワクワクしました。
さぁ、そろそろ中耕も終わって次の畑に行こうかな、と思っているところで、ニコニコ笑顔で、台所作業のまりこちゃんが何やら良いものを持って、畑に来てくれました。
まりこちゃんが持っていた良いもの、それは冬のおやつの定番、ほくほく焼き芋！
今年初めて焼き芋に、メンバー一同歓声を上げて喜び、おやつ休憩。
おなかも心も満たされたところで、今度こそ、ラストの畑、中畑の大根に向かいます。
大根の中耕、最初は鍬でやろうかと話していたのですが、畝肩まで葉が広がっていてなかなか難しい。「手でやろうか」と話して、黙々と両手で中耕していると、アスパラ菜チームのみんなが合流してくれて、人数もいるから終わるだろうと、次の畝に移動したとき、畝の上に忍者熊手が落ちているのを見つけました。（これだ！）と思って、「この忍者熊手、かりてもいいですか！」と聞いたら、あけみちゃんが「まだ、２，３本持ってきてるからいいよ」と貸してくれて、使ってみると、大根を傷つけない、力はいらない、それでいてとても早い。忍者熊手、こんなに便利だったのかと、驚きました。
そこから、みんな忍者熊手を持って、１５分ほどで中畑の長い５畝の中耕を終えて、担当のつきちゃんとやりたい、やりたいと言っていた間引きも、目標としていた２畝半、終えることが出来、今日の目標をみんなと、協力して綺麗に終わらせることが出来て、とっても充実した、作業の半日が嬉しかったなと思います。
明日から、またコンサートの練習が日中に入ってきますが、今日の様に、みんなとより良いパフォーマンスができるよう、がんばります。
（なつみ）
