「たった1回」 りんね

11月12日

〇敬老会

 今日は、美野で行われた敬老会に、フラダンスで出演させてもらいました。
 会場の方が、なのはなの演奏を、びっくりするくらい引き込まれながら観てくださったことを感じて、とても嬉しかったです。

 私は、『カアナアレ』と『オテア・ルミア』『ビューティフル・ピープル』の3曲を踊りました。前回『カアナアレ』を踊った那岐神社では、曲がゆったりとしている分、強く緊張しすぎてしまったけれど、今回はあのときよりずっと、伸び伸びと踊れました。緊張もあったけれど、今の精一杯で表情を作って、みんなの中で演じられたと思います。

 最後に、ちさとちゃんが持ってきてくれたウィンターコンサートのチラシを、何人かで会場の方に配らせてもらいました。
 チラシをお渡しするとき、どの方も笑顔で受け取ってくださりました。会場全体として、なのはなの演奏を、びっくりする思いとともに大きく喜んでいただけたことを感じました。その場にいらっしゃった全員にチラシを配ることができて、嬉しかったです。

 また、演奏中は後ろの壁際の中央で、お母さんが観てくれていました。私たちから見ると、お母さんがとても輝いていて、「ビューティフル・マザー」とみんなで帰り道に話したくらい、綺麗だったなと思います。

〇音楽合宿最終日

 今日で、第9弾の音楽合宿が終わりました。
 印象的だったのは、金曜日に卒業生ののんちゃんが帰ってきてくれることに向けて、あゆちゃんに見てもらって大人数ダンスを揃えて、のんちゃんに見てもらう土台を作ったことです。
 まだ個人的な課題はあるけれど、全体の中の動きで、とても動きやすくなりました。『オブリビオン』の放射状のフォーメーションを、実際に分度器を使って角度を等分してくれたことで、移動距離が縮まって、余裕ができたことも、嬉しかったです。
 残っている課題は、金曜日までになるべく改善して、雑味をなくした状態でのんちゃんに見てもらえるようにしたいと思いました。

 また、あゆちゃんから、下を向いているときの表情と、前を向いたときの表情を変えることを教えてもらいました。前を向いたとき、ぐっと迫るような目力が足りないと教えてもらいました。
 自分でも、はっきりと目力をつけて前を見るのができていないな、と自覚していたので、改めて意識して、気持ちを強く持って目力をつけていきたいと思いました。

 ビッグバンド演奏の練習では、「みんなは実力は持っているけれど、それを1発で出すことができていないのが課題だね」と教えてもらいました。
 何回も練習したら、確実に良くなっていくけれど、毎回の練習の1発目で出し切ることが、すごく難しいです。
 けれど、本番はたった1回。毎回の1発目の練習を本番と思って、力を出し切る、という意識を持ちたいと思いました。
 失敗を恐れずに、毎回、表情も含めて、全力で踊ったり演奏したりしていくことで、本番で表現できる幅を広げていきたいです。

 卒業生の、おとちゃんが前からダンスを観てくれて、夕食の席で、「(離れていても、仲間がいる)と思った」と話してくれたことが、嬉しかったです。
 おとちゃんや、卒業生の子にとっても希望になるダンスを、みんなの中で踊れるように、頑張りたいと思いました。