「山を皆で登ったときに」 あけみ

10月28日

 お父さんお母さん、皆と、美味しいりゅうさんの中華丼を食べているのがとても嬉しかったです。

 今日は一日、『ホワイトフラッグ』の振り入れでした。あゆちゃんが構成を考えてくれて、立ち位置などもみてくれながら進めました。
 私は、事前に解読していたり、考えていた振りを皆に伝えたり、実際に自分も踊ったりという感じだったのですが、頭から煙が出そうなくらい頭と身体を使いました。
 今日は、中心で踊る人の振り入れが少し残っていたり、移動の振りで少し改善をする部分はあるのですが、一曲を曲で流すこともできて大体の構成は出来上がりました。
 曲の振りでは、昔のコンサートで千手観音のダンスをした時に使った白い棒を使用しています。
 実際にやってみると、振りの細かい角度や方向がズレるのがとても目立って難しかったのですが、そろったときの迫力はとてもあって効果的だと思いました。

 少しの間だけど皆に振りを伝える機会が何度かあり、前で大人数を見ていてもかなり集中力が必要だと感じます。あゆちゃんが、立ち位置なども実際に皆に動いてもらいながらも、臨機応変に変更したり、つくっていくのが本当にすごいなと思いました。

 中心で少人数で踊っている振りは、のんちゃんが解読してくれたものでした。まだ、少ししか振り入りはしていないけれど、強気な振りが好きだなと思います。

 打合せをしていなかったけれど、あゆちゃんが考えた周りで大人数で動く振りと、中心で少人数の振りが不思議なくらい合致している部分がありました。

 『ホワイトフラッグ』は、卒業生ののんちゃんがサビを考えてくれて、あゆちゃんが構成や立ち位置、全体のイメージを考えてくれて、動画をダンス部が解読して、実際に皆で動きながら修正を重ねていくという感じでつくっています。
 今までとはまた違って、一つひとつ皆で力を合わせてつくっている感じが、面白いです。
 最後に曲で踊ってみて、あゆちゃんが笑顔で手をたたいて「かっこいいよ」と言ってくれたのが嬉しかったです。
 もちろん、ブラッシュアップは必要な部分はあるけれど、全体の構成的には良いと思うということでした。
 皆で一緒に、一つ山を登ったような達成感でした。

 そして、練習が終わり当番に向かうため廊下をでると、校長室の灯りがついていました。
 脚本も前半が出来たということでした。一つの山を皆で登ったときに、向かい側から登ってきたお父さんお母さんと会ったような嬉しい気持ちでした。
 その後に、皆で食べるりゅうさんの中華丼は本当においしかったです。

 まだまだ、これから登る山は個人的にはたくさんあります。大変さも、全部上手に味わい尽くしたいです。

 提出前に急いで追加…
 脚本が面白かったです。魔女は私たちのことだと思いました。
 続きが気になるし、この脚本をつくるコマ、パーツの一つとして自分の役割に向かいます。

 おやすみなさい。