「演じ続けること」 ななほ

10月27日

 

 

 今日はりなちゃんのお誕生日でした。

 りなちゃんとは歳も近く、桃作業や、父の日の会、ギター教室、ミーティングバディ、冬のゆずや晩白柚の加工などで何かと一緒に活動させていただくことが多いのですが、いつもりなちゃんの真っすぐな姿勢や真面目さに背筋を正され、前向きな方に、正しい方にと引っ張ってもらっています。

 りなちゃんをみていると本当に年齢は関係なくて、自分にできること、自分の役割は何かを常に考えて、いつでも誰かのために良かれな気持ちで動いていたり、理想を高く持って、それに向かうために努力して、前向きに走り続けていて、その姿が本当に素敵だし、潔いなと感じます。

 真面目で一生懸命で、いつも任されたことに最後まで責任をもって向かう姿とか、楽器でも太鼓でもダンスでも畑でもオールマイティに何でもレベル高くこなしていく中でも、謙虚な姿勢であり続ける姿とか、りなちゃんのおちゃめでかわいいところとか、りなちゃんがなのはなで真っすぐに過ごし、成長していく姿に勇気をもらうし、本当にりなちゃんの姿がなのはなの希望だなと感じます。

 なのはなのことが大好きで、みんなのことが大好きで、いつもくっきり、はっきりとしているりなちゃんや、甘えが無くて、周りに流されずいつも、なのはなの気持ち一本で生きているりなちゃんのことを尊敬していて大好きです。

・演じ続けること

 音楽合宿第7弾が始まりました。
 「自分の声や出す音のトーン、音色、表情、センテンス、フレーズの終わり方が、曲やその場面での雰囲気、空気を決める」
 これは、音楽合宿のステップアップシートの最後にあゆちゃんが書いてくれている文章なのですが、このことも踏まえ、音楽合宿の初めにOMTをした時間がありがたかったです。
 私は演じるだとか、外向きで発信するということはできるし、表現することや、理想を持つこともできると思います。でも、私に足りていないのは、それを持続させること、常に演じ続けること、常に表現し続けること、1人を慎むことだと思いました。

 音楽合宿の時だけではなく、普段の生活を通してもオンオフを作らずに、いつでもその時、その場の空気に合った自分、例え1人だとしても自分の理想や尊敬する人だったらどう考えるかをいつも基本において、1人を慎むことが私には必要だし、本当の意味で治るには、1人を慎んで表現し続けることが大切だと感じます。

 表現する場面だから表現するとか、外の人に会う時、自分がリーダーをするときはそれに合った自分を演じなければいけないし、そういう場面では演じやすいけれど、普段、一緒に過ごしているみんなの前でも、自になることはなく、理想を求めて今の自分がどうであっても、表現し続けることが私には必要だと感じました。

 それを思うと、なのはなでみんなの中で安心して過ごしているけれど、安心しすぎたり、そこに甘えたり胡坐をかいてはいけなくて、常に適度な緊張感を持ち続けること、目の前の相手を尊重し、大切に思う気持ちを持ち続けることで、自分自身が外向きでいられるんだろうなと感じ、それを意識してこの音楽合宿、そしてこれからの生活も続けていきたいと思いました。

・なのはなバンド、なのはなコーラス

 今日はかにちゃんが『バッド・ハビッツ』『セニョリータ』の2曲のコーラスを音入れしてくれて、1日を通して、覚え、歌い、バディで確認し、歌いとコーラスの1日でした。

 そして夕方には、なのはなバンドのみんなと2曲の合わせもすることができて、その時間がとても貴重でありがたかったです。
 バンドの合わせでは数人ずつ、あゆちゃんと共にステージの上でマイクコーラスをさせていただき、私もみつきちゃんと一緒に歌いました。
 初めは緊張していたのですが、またとない機会と思い、思い切って歌わせていただけた時間が嬉しかったし、普段、このステージよりもっと広く、高い、勝央文化ホールのステージで歌っているあゆちゃんは本当にすごいなと思いました。

 そして、短時間でなのはなバンドのみんなが着々と曲を仕上げていき、原曲を超えた演奏を目指してなのはなの曲にしていく姿が本当にすごくて、かっこよくて、こんなに素敵な仲間が仲間でいてくれるのが誇らしいなと思ったし、私も頑張ろうと気合が入りました。

 また、改めてなのはなでみんなと共同生活する中、コンサートに迎えること。家に50人が躍り、演奏できる体育館があり、ステージがあり、音響機材が楽器があり、バンドができたり、マイクを持って歌える環境、演奏ができる環境があること。いつも一緒に起きて、動き、同じ気持ちで向かう仲間だからこそ、いつでも気持ちを揃えてダンスや楽器にも迎えること。

 そのことがとてもありがたく、恵まれたことなのを感じたし、どんな劇団でも、それぞれ練習以外の時間が家に帰って他の時間があるけれど、なのはなではコンサートへ向かう過程を、全員でずっと走り続けられて、だからこそ、できるパフォーマンスとか、いつでも気持ちが揃えられるし、理解できるんだろうなと思い、私もその中の1人としてコンサートを作る1人として精いっぱいでいたいと思いました。
 コーラスも何度もバディで音を確認したり、バンドメンバーのみんなと合わせをさせていただく中で、2曲とも今のところ、暗譜も完了しました。
 これからより、その曲が効果的に、魅力的になるようなコーラスとなるよう、コーラスでどんな印象を与えるか、自分たちがどんな役割を担っているかを理解したうえで、頑張りたいです。

 今から夜のダンス練習です。今夜はあゆちゃんが『オブリビオン』のダンス練習を見てくれると聞いていて、あゆちゃんとの練習がとても楽しみだし、あゆちゃんが訳してくれたこの曲の和訳を胸に躍りたいです。

 朝から夜まで、みんなとコンサートに向けてダンスや楽器に集中して向かえる今が嬉しいし、気持ちを切らさずにいたいです。