10月26日のなのはな
10月中旬から始まった桃の肥料入れ。今週中に終える目標で進めていて、明日からの音楽合宿に備えて、「今日で終わらせたい」とあんなちゃんが話してくれていたので、今日は、より一層心を一つにみんなで頑張りました!
これまで、あんなちゃんが考えてくれた肥料設計に基づいて、複数の肥料を撒いてきました。全て撒き終えたら、管理機掛けをして、土寄せと草敷き、という工程で進めています。
最初は管理機2台体制で管理機がけを行っていましたが、途中からは管理機1台で進めて、管理機がけが終わったところから、同時並行であんなちゃんたちが土寄せと草敷きを進めてくれていました。
私はひたすら管理機がけをしていました。久しぶりの管理機に、最初はドキドキしながら、こわばる気持ちもありました。管理機に遊ばれながら、なんとかやっているという感じでしたが、だんだんと扱いには慣れていきました。けれど、管理機を上手に扱えるようになるのはすごく難しかったです。傾斜があるところや土が固いところは、滑ってしまったり、なかなか深く耕せなかったりして、試行錯誤の連続でした。
今回の肥料入れで、土質がよりよくなるように、と思いながら頑張りました。根を切らない程度に、確実に10センチ程の深さには耕せるように足先で確認して、フカフカの土になったことを感じられることが嬉しくて、それが力になっていきました。
最終日の今日。最後のスモモ畑で管理機がけをしていると、土寄せをしてくれていたあんなちゃん、るりこちゃん、ももかちゃんが午後4時すぎに、同じ畑へ来てくれました。3人の笑顔がとても嬉しくて、最後の力が湧いてきました。
私も管理機がけが全部終わって、少しだけ草敷きに合流でき、最後にみんなで同じ場所で終われて、すごく達成感がありました。「目標達成です」と言ってくれたあんなちゃんの笑顔もすごく嬉しかったです。
あとは、サツマイモの蔓を桃の樹の周りに敷く作業があるのですが、ひとまず今日で大きな肥料入れに作業に一区切りが付いて、一安心です。来シーズンも、さらにパワーアップした桃になりますように!
(つき)
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1日を通し、ナッツの手入れをしました。
この日の手入れが上手くいくように、前日の夜に、チームで作戦会議をして作業を迎えました。
作業メンバーの中には、普段からイチジクやポポーなどの果樹を担当している人もおり、強力なチームでした。
午前中は幼稚園西畑にあるセイヨウハシバミ20本に追肥と土寄せをしました。
朝食前の作業で草刈りをしてくれていて、手入れがとてもしやすかったです。
鶏糞と牡蠣殻を株周りに追肥し、そのあと土寄せをしました。
土寄せでは、木の根元から半径1メートルほどの範囲にたっぷりと土を寄せました。
セイヨウハシバミは、植え付けた当初は根域制限栽培をしていましたが、生育状態を改善するために、前回の手入れで防根シートを取ることにしました。手入れ後に大風で木が傾いてしまったり根が露出してしまったため、たっぷりと土を盛りました。
最初は土をテミに入れて運んでいたのですが、さやねちゃんが一輪車を持ってきてくれました。一輪車を使うと効率も上がり、1本あたり4~5杯の土を盛ることができました。
土は剣スコップで掘っていて、土木工事並みの作業でしたが、ナッツの周りに土が盛られていくと、ナッツも安心するだろうなと思ったし、楽しかったです。
私は途中で午後の作業に向けての準備として、肥料を次の畑に運び、その間、残りのメンバーが土を盛るのを続けてくれました。
帰ってくると土寄せする木が残り5本くらいのところで順調に進んでいて、力持ちのメンバーがいてくれたことが心強かったです。
土寄せして形を整えた後のナッツの姿は、それだけでも元気になったように見えました。予定通り午前中でセイヨウハシバミの手入れを終えられて嬉しかったです。
午後も引き続き同じメンバーで、河原開墾畑の西洋クルミの追肥と中耕をしました。
追肥は西洋ハシバミと同様で鶏糞と牡蠣殻を追肥し、西洋クルミには追肥後、三角ホーで中耕をしました。
私は西洋クルミの畑に行くのが久しぶりだったのですが、木の背丈が3メートルほどの木もあり、大きく成長していることに驚きました。
手入れはシンプルだったので、木は35本ありましたが、さくっと1時間ほどで手入れをすることができました。
作業をしながら、果樹に携わっているメンバーだから気づくことも出てきて、共有できて嬉しかったし、そのことも踏まえて今後の手入れを考えていきたいと思いました。
ナッツの手入れは私のチームにとって大きな作業だったので、緊張していたのですが、メンバーで協力して無事に終えることができて一安心しました。
これからのナッツの成長も楽しみに、手入れをして見守っていきたいです。
(しなこ)