10月25日(水)「仕組みを知って、丁寧に ガラス温室の解体作業 & 篠笛の音色に世界が広がる、『金太郎囃子』練習」

10月25日のなのはな

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〈私達のアコースティックギターと版画の先生、藤井さんのご縁で、ガラス温室を頂けることになりました! 今週は温室の解体作業を進めています〉

 

 ガラス温室の解体3日目となりました。
 お弁当を持ち、須原さん、どれみちゃんと1日、作業をさせてもらいました。

 前日の午後に引き続き、屋根のガラス外しをしました。ガラスは、気密性を高くするために粘着テープで固定されていて、苦戦していましたが、昨日の帰り道、須原さんが、粘着テープを切っているカッターナイフにグリーススプレーをしたら、滑りが良くなっていいのではないかと話してくださり、今日はカッターナイフにグリーススプレーをしてから入刀しました。粘着テープを切っていく刃の滑りが良くなって、やりやすくなりました。
 藤井さんが灯油を染み込ませた布をくださって、黒い粘着テープが付いた刃をそれで綺麗に拭いてから、グリーススプレーをして、そのカッターナイフがスーッと粘着テープを切っていく感覚が楽しかったです。

 

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 午後からは天窓部分のガラス外しに入りました。天窓は自動で開閉ができるように装置がついていて、設備がすごいなと思いました。
 天窓の、開閉する枠が棟の部分につながっていて、それはどうしたら解体することができるのか、探しました。見てもボルトナットなどは見つからず、持ち上げても取れる感じはしませんでしたが、須原さんが手前に引いてみようと言ってくださり、やってみると、スライドさせることができました。解体をしながら、仕掛けや細かな部分を知れることが面白いなと思います。

(さくら)

 

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 夕の子東畑で収穫したエゴマ。10日余の乾燥や脱粒を経て、選別の工程に入っています。

 なのはなファミリーには、3台の唐箕があります。この日はそのうちの1つを使い、エゴマにまざったごみを風で吹き飛ばしたのち、ふるいにかけました。
 そして、大人数での選別タイムへ。

 

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 この頃は、黒大豆や紫黒米などを、夕食後の10分間、みんなで集中的に選別しています。この日の主役はエゴマでした。小振りのトレーに少量のエゴマをのせ、傾けてそっと左右に揺らすと、エゴマの粒だけが手前に滑り落ち、小さな葉や殻などはトレーの傾斜の途中に残ってくれます。卒業生が編み出してくれたこの方法で選別を進めています。1人が一度に選別できる量は少しでも、多人数で10分間、作業をすると確実にたくさんの量を選別することができます。

 

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 なのはなファミリーには、9棟のビニールハウスがあり、現在その全てのハウスで冬野菜を栽培しています。
 今日は、その4種類の野菜の手入れを行いました。

 作業は、追肥をするための牛肥を肥料袋に入れるところから始まりました。メンバーは、るりこちゃんとりなちゃんと私の3人です。
 作業内容、工程は、虫対策に、追肥、中耕、土寄せ、ネットがけ……。セロリはネットを外すことと、2種類の肥料を施す予定でした。やることはたくさんあるけれど、3人の力を合わせれば終わらせられる! と思いました。

 

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 崖崩れ下ハウス3棟に植わる、『冬キャベツ』『セロリ』。
 冬キャベツは、害虫チェックをし、牛肥の追肥、中耕土寄せをしました。冬キャベツは1弾が定植から約1か月程で、本葉12枚くらいで、外葉は掌よりも大きくなっています。2弾は定植から2週間ほど経ち、本葉9枚ほどで順調に育っています。

 第1弾は、これから結球に向けて、エネルギーも使うだろうし、2弾も、1弾に負けるもんかと言わんばかりに、日に日に大きくなっていて、どちらも育ち盛り。土台をがっしりと安定させて、株が倒れないように、負担がないよう、しっかりと土を寄せました。牛肥と土をなじませるようにしながら、根張りを良くさせるために、空気を入れるように中耕を同時にしました。

 目標TIMEは30分。そのあとにセロリの手入れが待っていて、セロリはやりたい手入れがたくさんあるので、絶対に30分で終わらせたいと思いました。
 冬キャベツの土がフカフカで、凄く土寄せがやりやすかったです。
 終わったのが25分。目標達成!

 プチ達成感を感じつつ、ネットがけとセロリの追肥に分かれました。
 ネットは、苗が小さいうちはポールの高さを低くし、野菜の成長と共に、ポールの高さを調整しています。
 野菜が窮屈にならぬよう、調整し、ネットをかけました。
 無事にネットもかけて、私も安心したけれど、冬キャベツも安心したように感じました。また、次の水やりが楽しみになりました。肥料が効くように水やりをし、肥料が効いて、また成長してくれると良いなと思います。

 セロリは、牛肥と硫酸マグネシウムを施しました。育ち盛りのセロリ。セロリも順調に生長しています。
 畝肩に牛肥を撒いたら中耕するときに、全体に広げてなじませ、中耕、土寄せをしていきました。私は、るりこちゃんと向かい合わせになって、1畝ずつ2人で進めていきました。時間は16時5分です。りなちゃんが16時40分には、次のユーノスハウスに行きたいと伝えてくれました。
 自分の最大限のスピードでやろうと必死になって手を動かしました。るりこちゃんも同じ様に、2人が同じスピード感で進んでいきました。

 牛肥を広げて、なじませてながら中耕、土寄せ。言葉で書くとやる工程が複数あるけれど、これらを同時にやっているという感覚でした。
 1畝終わった時のタイムが、およそ2分でした。
 よし、このペースなら16時30分にはユーノスハウスにいける! と思いました。
 ペースを落とさないように。まるでスポーツの競技かのような気持ちになりました。

 

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 るりこちゃんとお互いが引っ張り合うように、ずっと同じスピード感で進んでいきました。そのスピード感の波に乗っているという感覚でした。
 ハウス1棟が終わったタイムが10分。16時15分でした。
 よし、もう1棟! 頑張ろう。
 声を掛け合って、気合いを入れて、続けました。

 硫酸マグネシウムの追肥を終えたりなちゃんが途中から参戦してくれて、最後は3人で中耕・土寄せをしました。
 ものすごいスピードでしたが、質はストライクゾーンで出来たと思います。荷物の整理やハウスを閉めるところまでしても、16時30分前には次のハウスへ向かうことができました。

 セロリはユーノスハウスにも植わっています。
 片付けも含めて17時までに終わらせる目標でした。
 草取りから、追肥、中耕の他、アリ対策でつけていた輪ゴムも外しました。

 最後工程が終わったのが16時55分。
「やったー終わった!」
 用意した牛肥の袋をピッタリ使い切ることが出来たことも気持ちが良かったです。
 最後の最後まで同じスピード感で、そして3人が同じ気持ちで同じところに向かって作業が出来たことを感じ、とても嬉しかったです。

 他にもハウス冬野菜の、ザーサイやアスパラ菜の害虫チェックも進めました。定植から1週間が経ちますが、日に日に大きくなって、元気に成長中です。

 野菜の生命力を感じると、自分も頑張ろうと思えます。
 美しい畑。そして美しい野菜。畑をステージに、自分達も成長出来るよう、頭と心、身体を最大限に使っていきたいです。

(ひろこ)

 

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〈この日の作業おわりには、とても美しい夕焼けが見られました〉

 

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〈朝の柔軟、筋トレやコーラス、ダンスの習慣練習などコンサートの準備も日々、行なっています。看板係は、ウィンターコンサートを告知するための大看板の着色をしました〉

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 優しくかつ力強く、素朴で可憐で、華やかな音色。
 私たちの演奏に、篠笛がやってきた!
 そんな嬉しさでいっぱいになった、勝央金時太鼓の練習日でした。

 

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 今、金時太鼓のなのはなチームは『金太郎囃子』を練習しています。
 この日は、曲の中間で演奏する締太鼓のソロフレーズを、勝央金時太鼓保存会会長の竹内さんが教えてくださりました。3連符のリズムが連なるなかに、素早く打ち込む16分音符。3人が一体となって叩く締太鼓パートは、これまでにないテンポの速さと手数の多さです。そして続く2つの組太鼓によるソロも、まだまだ駆け出したところ。しっかりと演奏できるようになりたいです。

 そしてこの日は、保存会のベテランである森本さんが、篠笛の演奏のしかたを教えに来てくださいました。
 普段はフルートを担当しているちさとちゃんが、あたらしく篠笛を習得することになり、吹き方や『金太郎囃子』のメロディを教えていただきました。

 

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 練習の終盤ではホールのステージで、森本さんが篠笛を吹いてくださるなか、『金太郎囃子』のはじめから終わりまでを通しました。中間のソロフレーズも含め、曲の全編を通すことができたのはこの日が初めてでした。
 これまでは太鼓だけで演奏していた曲に、篠笛によって、村祭りの心たのしい空気が吹き込まれました。

 竹内さんや森本さんに教えていただいて、新しい曲を演奏できるようになること、新しい世界を知れることがとても有り難くて、良い『金太郎囃子』を目指してみんなと進んでいきたいです。

(かに)

 

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