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10月24日のなのはな
朝はとても霧が濃かったのですが、日中は気持ちが良いくらいの秋晴れでした。
今季初のササゲの収穫を、大人数で行いました。先日、みつきちゃんが一莢のササゲを試し穫りして持って帰ってきたものを見せてくれて、そのササゲの莢がとても長く立派だったことを思い出し、今日ササゲの収穫があると聞いたとき、とても嬉しかったです。
みんなで歩いてウナギとり畑へ向かい、いざ、ササゲの収穫! 1畝間に1人ずつ入って両側を見ながら進んで行きました。
ササゲの株には莢がたくさんついていて、どの莢も試し穫りしたものと同じくらい立派なサイズのものばかりです。最初にひろこちゃんが収穫基準を教えてくれて、莢を握ったときにパリッと音がするものを穫っていきました。一見茶色くなって熟れているように見える莢でも、パリッと音がしない莢はまだ完全には熟れていなくて、その見分けが慣れるまで少し難しかったなあと思います。
今日は1巡目ということでまだ熟れているものは少なかったのですが、みんなが笑顔でササゲの莢を持っている光景がとても素敵だったなと思いました。
3枚の畑のササゲの収穫が予定よりも早く終わったので、明日以降行いたい小豆の収穫も前倒しで進めることになり、みんなでコミュニティ畑の小豆の収穫もしました。小豆はササゲよりも想像以上に熟れているものが多く、たくさん収穫できて嬉しかったです。
熟れている莢が多いとなかなか前に進めなくて、だからこそ、「これぞ小豆の収穫だ!」と感じました。
小豆は今年、2条植えになっているため、少し収穫では莢の様子を見にくいところもあったのですが、また効率の良い収穫方法をみんなで考えられたら良いなと思います。
活気のある空気の中でみんなと一緒にササゲや小豆の収穫ができて、時間ぴったりに終えられて嬉しかったです。
小豆の収穫は今週中に1巡する目標です。ベストなタイミングで収穫していけるように頑張りたいです。
(よしみ)
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収穫後のポポーの木に、お礼肥やりをしました。ポポーは落葉樹で、寒さが厳しくなってくる季節になると、大きな葉がとても綺麗に黄色く紅葉します。そして、冬になると、葉が全て落ち、枝だけになって厳しい寒さを越します。休眠期の前、たくさん実をつけてくれてありがとう、という気持ちも込めて、鶏糞を樹の周りにたっぷりやりました。
もう朝や夜などはぐっと冷え込んでいるので、落葉し始めているかな、と思っていたのですが、まだ新芽の緑もぴんぴんとしていて、落葉はもう少し先なのかなと思いました。もう葉の根元には、来年の葉芽や花芽の小さな小さな原形が出来上がっていました。今日やった肥料によって、来年の成長や、実付きに良い影響があったらいいなあと思いました。
ポポーの木と同じ時期に、ユズの追肥もあります。なのはなファミリーの畑のユズの木は3本あったのですが、今年から、また新しくデュランティ畑に一本増えて、4本になりました。
ユズは、数日前から実が色づき始めて、遠くからでも、オーナメントを付けているように、点々と丸くて黄色いユズがよく目立ちます。目にも鮮やかなユズの木が、とても綺麗です。実が緑だった時は分からなかったけれど、黄色く色づくと、木に、たくさん実が生っていて、豊作になりそうなことがよく分かります。そろそろユズの収穫も始まりそうで、ワクワクした気持ちになりました。
まちちゃんと一緒に、まず木の枝葉が茂っている範囲を草刈りして、草除けするところから始めました。草を地際で綺麗に刈るだけでも、とてもスッキリして、ユズの木も喜んでいるように見えました。
たっぷりと追肥をして中耕、土寄せをします。以前は、どの畑も木の周りの土が、三角ホーの刃が入らないぐらい、硬かったのですが、何回も肥料を入れて中耕しているおかげで、見違えるぐらい土が柔らかくなっていることを感じて、嬉しかったです。木の下で作業をしていると、ユズの爽やかな香りが漂ってきて、気持ちが良かったです。
一本一本、ツアーのように、まちちゃんと一緒にポポーとユズの木を回って追肥をしている時間がとても楽しかったし、全ての木を終わらせることが出来た時、とても達成感を感じました。
ポポーは収穫がひと段落、これからはユズの収穫が始まります。鋭い棘の中をかき分けながら手を伸ばすのが、とてもスリリングだけれど楽しいです。今日の追肥が、良い収穫に繋がったらいいなと思います。
(りな)
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