9月11日
2016年のウィンターコンサートのDVDを午後に見ました。
なのはなのコンサートを作るときの真剣で研ぎ澄まされた空気を画面からでも感じて、物語もダンスも舞台美術も非日常で、なのはなだからできることだと思いました。
テーマは地球で、地球温暖化が進み住めなくなった地球から宇宙船に乗り込み離れた6人と2体(アンドロイド)で物語が進んでいきます。
地球温暖化が進むことの危機感、それは自分たちだけが良ければいいという欲で満ちてしまったことと繋がっていること、そしてこの地球では本当はそういう欲では本当は心豊かには生きることができなくて、よかれの気持ちで相手のために動くことで本当に楽しむことができること。
お父さん、お母さんがよく話されることがあったり、なのはなで伝えたいこと、それはずっと変わっていないし、その思いをずっと持って生きていられることは、本当はとても誇りに思って良いことなんだと思いました。
良くありたい、もう二度と間違わないために新しい社会を作ろう、そうやって常に希望を持って、仲間を信じて進んで行く主人公たちが格好良かったです。
失敗してもいい、それでも良くあり続けようとする言葉に救われるような思いがしました。
忠夫は自分に少し似ているところがあるように思えました。怒られないようにとか評価とかを気にしすぎて、自分の意志なく流されて生きてきたこと。おっちょこちょいなところ。そうであっても、間違っても、忠夫は親離れをして仲間と共に新しい社会を作っていこう、と目にたくさんの明るい光を持っている姿に力をもらいました。
最後、主人公が神様に質問しようとして、言うのをやめたシーンがありました。「新しい社会を作っていくことはできますか」という保障を求める質問をしようとしたということをあとからあゆちゃんから聞きました。保障を求めるのではなくて、主人公たちのように謙虚に誠実にどんなことがあっても願い続ける強い気持ちが綺麗で、そうやって生きていけば生きていくほど、目の前の道は必ず拓けてくる、そんな気がしました。
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今日はここまでにします。
読んで下さってありがとうございます。