「希望を与える側」 しなこ

9月11日

 午後からみんなでウィンターコンサートのDVDを鑑賞しました。
 2016年のコンサートは見るのが初めてで、ストーリーも演奏やダンスも新鮮でした。
 おもしろいところも感動するところも沢山あって、見ることができて嬉しかったです。

 最後の挨拶でお父さんが話されていたことも印象的で、なんのために生きるのか、それは自分の魂を磨くためであること、というのも、改めて、そうなんだ、と思いました。
 ちゃんと生きていくためには、利己的な気持ちではなくて、利他心でないと生きていけない、と改めて感じます。 
 私たちがどうして苦しんできたのか、ということや、これからどう生きていくのか、なんのために生きていくのか、というのも描かれていて、嬉しかったです。
 誠実に謙虚に生きていくこと、保障を求めない生き方をする。
 最後シーンの船長さんがかっこよかったなと思います。
 ラストの曲の『サム・ナイツ』では、みんなの表情がとてもキラキラしていて、よりよく生きていくということや、立ち向かっていく強い気持ちや希望に溢れている演奏がとても感動しました。

 役者の人たちがそれぞれなりきっていて、特にジョーカーは悪役だったけど、引きこまれるくらいで素敵だったなと思います。
 劇中の演奏曲も好きな曲が沢山あって、ジャンルもバラエティーがあって、見ていて楽しかったです。

 地球温暖化のことがストーリーの中にあって、今見ても、話題がピッタリで先読みできたり、毎回おもしろい脚本を書けるお父さんが本当にすごいなと思いました。

 今年のコンサートでも、お客さんに希望を感じてもらえるようなステージにしたいし、自分自身も希望を与える側だという自覚を持って、コンサートに向かっていきたいです。