「私も、そう生きたい」 ひろこ

9月11日

 今日は、2016年のウインターコンサートを鑑賞させていただきました。
 改めて、なのはなファミリーのコンサートを見て、私たちが伝えたいことは、物語が違ったとしても、何年経ったとしても、本質的なものは何も変わらないのだと感じました。
 人は、どういう心持で、どう生きるべきなのか。この世の中がどう間違っていて、何が問題なのか。本当の幸せとは何かを感じさせてもらえます。

 私は、この年のコンサートを見るのは初めてではなかったのですが、以前見たときと、見え方や、感じ方が変わったように感じました。以前は、表面的にしか感じ取れなかったり、見ることが出来なかったと思いますが、今日は、物語に引き込まれていく感覚。心に深く入っていく感覚がありました。見て、鳥肌が立つという表現がありますが、本当にその言葉通りで、ドラムラインや、サムナイツ、ラストのシーンなど、特に感動しました。

 主人公が、最後に言いかけたけれど、言わなかった言葉。神様に、自分たちは出来るだろうかと未来への保障を求める言葉を、言わなかった。それは、保障があろうがなかろうが、自分たちで作っていけば良い事だから。
 保障なんていらない。自分たちで、新しい社会を作っていく。新しい価値観を自分たちで作り、広げていけば良いのです。
 同じ志を持った仲間と共に、未来へ進んでいく。そしてそこには、希望があります。
 私たちも、主人公たちと同じ仲間なのだと思いました。

 今の価値観に囚われない。自分たちで、新しい価値観を作り、未来を切り拓き、心優しい、誰もが傷つかない優しい世の中を作っていく。利他心を広げていく。
 この魂だけは、ずっと生き続ける。人生をかけて、自分の魂を磨く。

 お父さんお母さんが毎年書いてくれる脚本は、いつも未来を見据えた内容になっています。常に10年先の未来を見据え、先手を打って、今必要なことをしていく。今を精一杯生きながら、全力で楽しんで生きながら、未来に向かっていく。
 私も、そう生きたいです。
 自分のすべてをかけて、自分の使命を果たし、魂を磨きます。

 コンサートを見て、自分の人生とも、桃やなのはなの未来とも通ずるように感じました。
 いつも未来には、希望があります。きっとよくなれる。きっとうまくいく。どうなるかわからないことであっても、希望をもつことが出来るし、実現するために、力を尽くしたいと思います。
 そこに保障はない。なくたって良いです。関係ないです。
 人生に希望が持てること。夢を持てること。毎日を、そして未来を明るく希望をもって生きることが出来るのは、なのはなに出会えたからです。

 今年のコンサートに向けて、一段と気持ちが高まり、引き締まりました。
 一人では作ることのできない、総合芸術。みんなで作り上げるコンサートです。
 自分もステージを作り上げるひとつのピースとして、精一杯頑張ります。
 緊張もするけれど、やっぱり楽しみです。嬉しいです。
 表現出来ることが、本当にうれしいです。