「新しいシステムで」 りんね

9月1日

 

〇新ABパターン

 

 9月に入りました。サマータイムが終わり、新しい生活リズムとなり、あゆちゃんがABパターンも新しいシステムに更新してくれました。

 新しいABパターンの説明で、あゆちゃんが話してくれたことが印象的でした。

 これから、サマータイムからコンサートへ向かう気持ちに切り替わっていくこと。夏だから仕方ない、という面もあったけれど、今は作業がはみ出してしまうことが多い。次の作業時間に、ABパターンの時間に、などと作業をはみ出すのではなく、時間を見て作業の質を変えて、確実に終わるようにしていくという風でないと、アーティスティックな気持ちを作っていくことはできない。

 また、最近おざなりになっていた、なのはなの良かったこととして、当番の前後の挨拶。全員が集まって、その日のやることを話しあって、自分のやることが終わったら他の人を助けて、最後また集まって、挨拶をして終わる流れ。
 それをまた、復活させること。さらに、毎回当番のリーダーを回して、誰でも小さなチームでのリーダーができるようになること。
 そうして、ABパターンの時間を大切にして、ウィンターコンサートへ向かって行く気持ちを鍛えていくことを話してくれました。

 新ABパターンの初日。私は朝食後、昼食後と、2チーム合同の洗いでした。

 しなこちゃんリーダーで、集まって、今日のテーマを伝えてもらいました。「何かをするとき、声掛けをすること。それにみんなで返事をすること」
 テーマに沿って、みんなで声を掛け合いながら、活気ある空気感で洗いを進めました。

 サマータイムのときは、畑の水やりのタンクの補充などに人が裂かれ、最小で2人、普段は3,4人で進めていた洗い。その人数だと、食器を洗って、最低限の床掃除をすることでいっぱいいっぱいでした。

 けれど、今週の洗いチームは7人。余裕を持って洗いと普段の床掃除を終えることができて、プラスアルファで、普段できていなかった、ベランダ掃除や、ご飯つぎの机下の整理、黒板の拭き掃除、食器の整理など、進めることができました。

 最後に集まって、みんなで気づいたこと、明日から掃除したい場所など、意見を出し合いました。1人のリーダーさんだけに任せて動くのではなく、チームの全員が、それぞれ考えて、洗いの時間を良くしていけることが、とても嬉しいと思いました。

 小さなことでも、毎日少しずつ積み重ねていくことで、食堂が綺麗になったり、配膳しやすくなったり、どんどんみんなが、過ごしやすい空間にしていくことができると思いました。

 ABパターンが新しくなって、少し余裕もできて、みんなで良くしていく、コンサートへ向かう気持ち作りを普段からしていけるということが、とても嬉しいです。あゆちゃんが真剣に考えてくれたことが、とてもありがたいと思いました。