「季節」 ゆき

8月31日
〇季節

 最近、森山直太朗さんの「夏の終わり」が、頭の中で流れています。夏の終わりは、心が少し寂しくて、でも次に訪れる秋が待ち遠しかったりして、切ない気持ちになります。
 私は、切ない気持ちが昔から、好きでした。今でも、大好きです。

 季節の中ではダントツで、春が好きですが、夏と、夏の終わりも好きだなと思います。今は、夏野菜が沢山収穫されていて、加工に回さないと消費が追い付かない状態ですが、秋冬野菜も楽しみです。

 外に出ると、ハウス栽培が盛んなので、1年中何でも野菜が食べられますが、なのはなは、旬な野菜をたっぷり頂けるので、そのことが有難いし、幸せだなと感じています。担当させて頂いているオクラも、今はとても、状態が良いなと思います。少し、畝間の草が気にはなりますが、作業希望を出して、出来るときに進めていきます。

 カメムシや、蟻も、(少しいたのですが 消石灰を撒く希望を出してくれています)少なくなったし、花も沢山咲いてきて、収量も増えてきています。暑さの為に、少し旬の時期が遅れてはいますが、9月がピークになりそうです。オクラの名前も、さやねちゃんが考えてくれて、丸Oクララちゃん(まるお くらら)と決まりました。

 チャーミングな名前が嬉しいです。生姜も、周りの梅林の草刈りをしてくれていたので、虫も少なくなってくると思うし、土寄せの後に、たっぷり草を敷いてくれているので、水分補給も、少し安心していられます。

 沢山の人たちに助けてもらいながら、野菜を見ていけることが幸せです。台所に毎日居ながら、担当の野菜を見ていけることも、心の癒しとなっています。

 今朝は、吹いてくる風が涼しくて気持ちが良かったです。時折聞こえる風鈴の音色も心が穏やかになるなと感じました。台所では、火を使っているし、ドアを網戸にしていても、風を感じることはありませんが、今日は週に一度の掃除当番で、夕方のABパターンで廊下掃除をさせて頂きました。

 廊下にいると、外から吹いてくる風が心地よくて、秋に近づいていることが分かり、秋が楽しみになりました。廊下掃除以外は、台所の作業をしているので、廊下掃除が新鮮に感じて、掃除の時間が楽しくて毎回、嬉しいです。今日も、靴箱や、窓の手すりなども掃除が出来て嬉しかったです。

〇心も、穏やかに秋を迎えたい。

 最近は、人間だから、辛いなとか、大変だなとか感じることもあるけれど、私は、いつも穏やかで波がない人になりたいなと思っているので、まずは、すべてを受け入れて、どんな時でも、笑っていたいなと思います。

 そんな時に聞こえてくる風鈴の音は、心を静めてくれる特効薬でもあります。風が吹いて、その風に揺られて鳴る、鈴の音が私を癒してくれます。

 どんな時でも、お母さんが教えて下さる笑顔でいたいです。私に出来ることは、笑顔でいることです。少しでも、笑顔の輪を広げて、穏やかな空気感を作れる女性でありたいなと思うし、無力な私が出来る最大限のことを自分の中で、考えて精一杯やっていきたいなと思います。明日から、9月で、サマーモードも終わり、新しい当番で動き出します。気持ちも新たに、しっかりと自分の役割を果たしていきたいです。

 そして、強くて逞しい、女性に、母になりたいです。