「気持ちを外向きに」 ちか

8月30日

 また昨日の話になってしまうのですが、昨日、まなかちゃんとOMTができたことが、自分にとって良い刺激を頂けたと思います。まなかちゃんは、日常の些細なことから、すべてのことに感謝しているし、なのはなのみんなのことが心から大好きだと言っていました。私が、「今年の夏は思い出がたくさんできて楽しかった」と言うと、「嬉しいって気持ちを聞かせてもらって嬉しい気持ちで胸がいっぱい」と言っていました。また、「桃で忙しかったけど、みんなも頑張っている話を聞かせてもらうと私もめげてられないって思った」と言っていて、そうだよな、私一人で戦っていたり頑張っているのではなくて、なのはなの畑をみんなで作っているんだよな、と思い直すことができました。力をもらえて、ありがたかったです。

 今日はハウスミーティングで、メンバーのみんなのお悩みを聞くこともできてよかったし、私の悩みも少し相談できてよかったです。ミーティングでも話したのですが、私は自分の内側に世界を作りすぎてしまう癖があると思います。作業をするときも、自分の手元を動かすのに夢中だったり、野菜の過去のデータや、本を読み始めてしまうと、夢中になってどんどん調べてしまい、納得いくまで研究して、自分の中で確固たる結論を出して満足してしまう。本当はみんなと相談したいのだけれど、相談する前に下調べをして、「こういう問題が起こっています、自分はこれが原因で、こうすれば改善すると思います」と提案を持って質問を整然とさせないと気が済まない。関心の向きが、解決や正解に向きすぎて、他人に向いていないのだと思います。たとえば同じ作業をするであっても、楽しさであったり、前向きさや誠実さを自分が示す。ということであったり、自分が与える、ということを考えられたらまた変われるのかなと思います。私は、自分がわりといつも省エネモードで、作業や必要事項の伝達以外の時間はぬぼーっとしているので、もうすこし気持ちを外向きにする。私は今まで生きてきて、「必要のない感情は切り捨てなければ生きている価値がない」と思ってきたので、どこかそういう優しさのようなものを落としているのかもしれないと思います。正しさや、正解のみを追い求めてしまっている。

 ひとまず、お父さん・お母さんとすれ違うときに恥ずかしがらず顔を見て外向きに挨拶するようにしたいです、明日から。