「利他心の人に」 えつこ

8月28日

 今日の午後、卒業生のさきちゃんと、相川さんが出発されました。あっという間でしたが、一緒に過ごせたことがとても嬉しかったです。こんな風に、なのはなの気持ちが広がっていくことに希望を感じます。またお会いできたら嬉しいです。

 また、今日はつきちゃんのお誕生日でした。最近はあまり一緒に作業をすることがないのですが、桃や衣裳部などで人のために惜しみなく動く姿を見て、私もそうありたいと、つきちゃんの姿に気持ちが引き締まります。甘えがなくて、責任感が強くて、絶対に手抜きをしない誠実なつきちゃんを、尊敬しています。
 つきちゃんとは、一緒にホウレンソウとコマツナを担当したことが、愛情の思い出ファイルに色濃く残っています。
 つきちゃんのことが、大好きです。

 お昼の集合での、利他心についてのお話が、印象に残りました。質問者の方と同じ悩みを、私も持っています。利他心を持ち続けることの難しさを感じています。
 自分の中に根深く残っている利己心に、情けなくて悲しい気持ちになります。しかし、お父さんのお話を聞いて、利他心の人になるという強い意志があれば、私でも変われるのだと、希望を感じました。

 気持ちに逃げや苦しさが生じるときは、利己的になっている。自分を一番上に置いてしまう。自分を神様よりも偉くしてしまう。だから、何か間違いを指摘されると、相手が正しいとわかっていても反発してしまう。お父さんの言葉が、本当に私に当てはまって、苦しくて耳をふさぎたくなってしまいました。しかし、苦しくてもお父さんの言葉を素直に自分の中に入れます。誰に対しても、自分を下に置きます。
 お父さんは、心に利己心が残っていることを、責めているのではなくて、それではあなたたちは生きられないのですよと、教え続けてくださっているのだと思いました。

 私の中にはまだ利己心が残っているのだと、認めます。お父さんが考えてくださっている、あるテーマについて5分話す、というのを、私もぜひやりたいと、思いました。アウトプットをして、自分の中の利己心を殺していって、利他心の人になりたいです。

 自分はまだ利己的であるということを直視するのは、とても辛いです。しかし、私の抱えている問題は、私の中に残っている利己心からくるものだと気がつくことができて、嬉しかったです。素直にお父さんの言葉をインプットして、変わっていきたいです。

 利己心の人として生きていても平気でいられる人も、いるのかもしれません。しかし、一度摂食障害になってしまった私は、利他心でなくては生きられません。だから、心に利己心が残っていることが苦しいです。私は利他心の人に、なれます。なります。