「サマータイムで感じていること」 りんね

7月27日・29日

(27日)
〇イチジクの手入れ

 今朝、収穫嫁入り後にやよいちゃんとイチジクの手入れを行いました。
 以前お父さんに質問させてもらった、カルシウムの追肥。酢酸石灰の葉面散布と、硫酸カルシウムの追肥をしました。
 肥料倉庫を確認したとき、硝酸カルシウムは、袋に窒素主体の酸性肥料ということが書かれていました。硫酸カルシウムはカルシウム、硫黄、ケイ素主体でカルシウムが効かせやすいと書かれていたため、硫酸カルシウムの方がイチジクに向いていると思って、そちらを選びました。
 硫酸カルシウムは時間の都合上、液肥ではなく粒のままで撒きました。また夕立など降ったときに、溶けてくれると思います。

 イチジクは栄養素の中でカルシウムの吸収量が最も多く、そのカルシウムの吸収量が最も多い時期が7月、という資料がありました。
 カルシウムは実の甘さを向上させることと、細胞壁を強くして丈夫にするという働きがあります。イチジクの枝は柔らかくしなりやすいこともあって、カルシウムが効いてさらに丈夫に、実も甘くなってほしいなと思いました。
 今のタイミングで、ダブルでカルシウムの補給をすることができて嬉しかったです。

 実の方は、大きい物も10センチほどになったところで止まっていて、まだ青く硬いままです。今年は冬の寒さが厳しかったこともあって、前年の枝先につく夏果は、去年よりも遅めになってきているかもしれない、と思いました。

(29日)
〇作東リハーサル

 今日は、作東夏まつりの演奏の、リハーサルがありました。
 はじめにお父さんが、気持ちを作ることについて話してくれました。
 いきなり舞台の上だけで表情を作ろうとしても、作れない。今は、「私、間違わずに踊れると思います、という無実の人」になってしまっていること。普段の生活から、スピリットを見せるような演奏する気持ちを作っていって、本番にはスターにならなければならない。
 お父さんの話を聞いて、普段の生活でも8月1日の演奏があること、そこでなのはなの気持ちを前に出して表現することを意識していたいと思いました。

 曲数は多いけれど、あっという間に感じました。私はまだ正直、笑顔を作るのにも精一杯で、スピリットを見せられるところまで届いていません。今は、まよちゃんの笑顔をイメージすると、笑顔が作りやすいと感じました。
 みんなの中で踊れることが、とても嬉しかったです。

〇サマータイムで感じていること

 サマータイムを過ごしていて、感じていることがあります。それは、今までで一番、体力的な余裕があるということです。
 私は今まで、折に触れて、自分の疲れやすさを強く感じてきました。でも今は、そんなことはありません。1日、みんなと一緒に作業をして、ダンスをして、ずっと元気に活動することができています。みんなの中で、その場その場で力を出して、役割を果たすことができるようになったと思いました。それだけで、自信も持てていると思いました。
 お父さんから、気持ちが前向きになっていることと、身体も使いやすくなっていること、必要以上に緊張せずに身体を使えるようになってきているんじゃないか、と教えてもらいました。
 はっきりとした自覚は無いけれど、少しずつ良くなっているのだろうと思います。
 まだ、うまく身体を使いきれていないと感じています。でも、これからもちょっとずつ、心も身体も使いやすくなって、自由になっていけることを思うと、希望を感じます。今はひとまず、毎日元気にいられることがとても幸せです。