7月19日(水)「次の季節へつなげる種まき & 目で踊り、気持ちで踊る 勝央音頭の練習」

7月19日のなのはな

「地這いキュウリの種まき」
 もうそんな季節? これから夏の真っ盛りだというのに、秋冬野菜の種まきはすでに始まっています。

 今日は、地這いキュウリの種まきをしました。
 支柱を立ててネットに這うキュウリが、9月に入って収穫が終わっていく頃に、バトンタッチするように収穫できる地這いキュウリは、秋に入っても、瑞々しいキュウリを食べることができる、魅力的なキュウリなのです。

 

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 種まき培土1袋を、舟にどさどさっと入れて、そこに吸水性をよくするため、また発芽を抑制させる効果がある籾殻燻炭を両手3杯入れて、よくかき混ぜます。さらに水を入れて、手で丁寧にかき混ぜると、握るとぎゅっと固まって、でも人差し指で軽くつつけばホロっと崩れる、そんな種まき用の土が完成。
 マフィンを作るように9号のポットに詰めていきます。種をまく数は175株分。175枚のポットに土を入れていきます。

 ショッキングピンクでコーティングされた地這いキュウリは、うすーい平べったいミニチュアのサーフボードみたいな形をしています。1粒ずつポットにつめた土の上に並べていって、人差し指の爪の近くの肌ででちょんと押して、指の平らなところで、そっと、でも素早く、5ミリほどの厚さになるように土で種を隠していきます。
 土で隠すともう見えないけれど、次に会えるのは、芽として地上に出てきたとき。きっと3日後くらいかな。
 そんなことを思いました。

 

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 種をまき終わったら、殻を破って、芽を出せるようにたっぷりと水やりを。
 軒下の日陰も、最近では30度後半になる暑さなので、温度管理をしやすい6年生教室へ移動しました。

 地這いキュウリは、スイートコーンが植わっていたカチカチ畑小に植わる予定で、つい最近まで、スイートコーンを食べていたのに、1か月後にはもうキュウリが畑に旅立ってしまいます。なんて早い。
 芽が出るように、そして芽が出てからも、きっちりと育苗したいなと思います。

 地這いキュウリの種がまけて嬉しかったです。

(やよい)

 

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 可愛らしい葉を広げながら、蔓を上に上にと伸ばしていくアケビ。
 これまで、やよいちゃんと時間を作って進めてきたアケビの草取り、草刈りを、今日で終えることが出来ました。
 草を抜くと、畝の上にアケビがきちんと浮き上がって見え、雨と高温の為にいっそう草の伸びが速いですが、アケビの成長期に畑を綺麗にして、雑草に成長が阻まれないようにできて、一安心です。

 

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 植えたときは、葉が薄い黄緑色で、(こういうものなのかな)と思っていたのですが、今日見て見ると、下の葉から濃い緑色に変化していて、その緑が元気そうです。草に負けずに成長しているアケビ。大きな株では、もう腰辺りまで蔓が伸びていて、これからの成長も楽しみです。

 ほかの野菜や桃、田んぼなどの手入れもあるなか、全体の流れを見て、アケビも元気に育つよう、大事な手入れを欠かさずに、タイムリーにやっていけたら良いなと思います。

 

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 作業はじめの時間には、ゆりかちゃんとるりこちゃんが、吉畑手前ハウスで育てている晩白柚とバナナに500リットルの水をやってくれました。ハウスの中も暑いですが、暑さに負けず、晩白柚とバナナも頑張って実をつけてくれたらいいなと思います。

(なつみ)

 

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 来週の月曜日に行われる、勝間田天神涼みの道中流しに向けて、盆踊りの練習をしました。天神涼みでは、『勝央音頭』『サンサン勝央』『勝央ヤットサ節』の3曲を踊ります。この3曲を、みんなで輪になって踊っていると、ああ、勝央町の夏、なのはなの夏だと、嬉しくなりました。

 昨日の夜には、河上さんが教えてくださって、本番に着る浴衣を使っての、着付け練習をしました。白地に紺色の模様が入った上品な浴衣です。昨晩に着付けの練習をしたことによって、より、浴衣を着て踊るイメージがしやすくなりました。
 ダンスやフラダンスも楽しくて大好きだけれど、盆踊りを踊っていると、ああ、やはり私は日本人なんだと、嬉しくなります。勝央音頭を引き継ぐ1人であることを誇らしく感じます。

 

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 今日は、お父さんが踊りを見て、アドバイスをしてくれました。『勝央音頭』は、しっとりとした女性らしい踊りです。その上品な中に、少し足をはねる可愛いふりつけもあって、魅力的です。お父さんが、下から上へ手を3回叩く動きのところで、最後まできちんと指先を見ることを教えてくださいました。手を斜め下に広げるふりでは、手を広げすぎず、自分の目線の中に収まる程度に広げることを、教えてくれました。

 『サンサン勝央』でも、『勝央ヤットサ節』でも、しっかりと指先を見ることが大切だと、教えてもらいました。どの踊りにも共通しているのは、身体だけではなく目でも踊ることでした。目で踊ることを意識すると、気持ちも作りやすくなり、より踊りが楽しくなりました。

 

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 『勝央ヤットサ節』では、両手を伸ばして上下に動かす振りがあります。その上下の角度を細かく揃えました。しっかりと指先まで伸ばさないと、踊りがだらしない印象になってしまいます。

 私は、3曲の中でも『勝央ヤットサ節』が、曲調もはずんだ雰囲気で、好きな曲です。手を頭の上で、ひらひらと動かす振りがあり、そこが難しいです。目線を曖昧にせずに、指先をそこでもしっかりと見ることを共通認識にしました。そのことを意識すると、踊りやすくなりました。

 

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 お父さんがアドバイスをしてくれると、その曲の振り付けのどこが魅力的で、見る人をどう楽しませたいのかがわかりやすくなり、その踊りがもっと好きになります。

 本番まであと少しです。私たちと同年代の人が見たときに、私もこんなふうになりたいと思ってもらえるような、なのはなの気持ちを表現できる踊りを踊りたいです。

(えつこ)