7月14日(金)「夏野菜の花形、ナスとピーマンの誘引準備 & ササゲに心地よい畑を」

7月14日のなのはな

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 ナスとピーマンは、もうすぐ収穫の時期を迎えます。ナスはすでにほんの数本ずつですが収穫できていて、ピーマンも約3センチほどの小さな実ができています。

 雨の多い、この期間ですが、ナスもピーマンも立派に生長しています。今は草丈70センチ~80センチほどまであり、そろそろ誘引が必要だと思いました。

 いつもは、竹の支柱の上下段に誘引用の支えを作るのですが、今回、下段はエクセル線を使い、上段は横竹を使います。
 今日は、誘引のために、支柱下段のエクセル線を張る作業を行いました。前作で使ったエクセル線を、また使うということで事前に選別して長さ別にわけておいたことで迷うことなくつけられました。

 

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 先日はナスのエクセル線張りをして、畝によっては1本のエクセル線だと足りず、何本か長さの違うものをつぎはぎする部分があり、少し苦戦しました。
 けれど、その後、どうすれば速くできるかエクセル線を張る方法を考えました。

 そして思いついたのが、まず片側の端をすべて結んでしまい、あとから引っ張ってとめるというやり方です。
 ピーマンのエクセル線張りは、畝の長さがすべて同じなので、つぎはぎがなく、一人で張ることができました。
 ナスでの改善点を踏まえ、ピーマンのエクセル線張りはスムーズに進み、うれしかったです。

 

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 少人数でしたが、半日もかからずに張り終えることができ、午後にはエクセル線と竹をすべて固定することもできました。

 こうして、ようやく誘引ができるという状態までたどり着きました。明日はいよいよ誘引です。
 ナスもピーマンも、誘引は絶対に欠かせない作業で、これから1メートルを超えるほどの大株をささえられるよう、しっかり誘引したいです。

(さき)

 

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 ササゲの手入れを進めました。
 今日の作業では、草取り、草木灰の追肥と土寄せ、消石灰を撒きました。また、よしみちゃんが畑の周りを草刈りしてくれていました。

 

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 作業の数はたくさんあったけど、みんなでやると流れるように進んでいき、11時ごろには作業が終わり、サクサクと進んでいく時間が気持ちよかったと感じます。
 終わったとき、すにたちゃんが笑って、
「えっ、もう終わったの。午前がまだ半分あるよ、もうひとつ作業ができるね」
 と言ってくれました。

 

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 草取りは、雨のあとで土が程よく湿っており、抜きやすかったです。こうして抜きやすくなっているときの草取りは最高だなと感じます。
 うなぎとり畑の土は土寄せにも最適な土でした。サクサクと進む感覚が気持ちよかったです。最後はみんなで、花咲かじいさんになって消石灰を撒きました。

 畑では、自分が担当した畝が終わると、「次の畝に入ります」という大きな声がしていたし、草取りが終わると追肥に、追肥が終わると土寄せにと、「私、次入ります」と声を掛け合ってくれていて、その空気が嬉しかったと感じました。

 私たちが作業を終える頃には、ちょうどよしみちゃんも畑周辺の草刈りを終えてくれていて、畑を見ても、周りを見てもすっきりとしていて、この環境は野菜にとっても育ちやすい最適な環境で、野菜にとっていい環境をこれからもつくっていきたいなと感じました。

 

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〈小豆よりも一回り小さなササゲは、お赤飯に向いています。莢が天に捧げるように上向きにつくことから、ササゲという名がついたと言われています〉

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 ササゲの手入れが終わったあとは、すぐ近くの滝川横畑の、ゴーヤの手入れの作業にも合流できました。いつもの倍の楽しさ、倍の喜びを感じて過ごせた午前が嬉しかったです。

(どれみ)

 

 

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〈夏野菜は、どれも美しい実をつけています。キュウリの整枝や誘引も進みました〉

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 夜には、地域の夏祭りに出演する準備として、フラダンスやダンス練習、盆踊りの練習を、曲ごとに時間で区切って回していきました。コロナ禍の影響で、しばらくの間、ステージに立つ機会は減っていましたが、今年からさまざまなイベントへの出演が再開します。良いステージを作りながら成長し、気持ちを耕していけるよう、1回1回の練習や本番を大切に、夏を過ごしてゆきたいです。