「ななほちゃんとゆりかちゃん」 るりこ

7月9日

○ななほちゃんとゆりかちゃん

 朝から小雨が降っていて、外で予定していた作業は中止にしましたが、やよいちゃんが声を掛けてくれて、代わりに体育館の軒下で落花生の鉢上げを、チーム2のみんなと進めることができました。時間配分もちょうど良く、思いがけずでしたが、作業が気持ちよく進められて嬉しかったです。

 食卓につくと、りゅうさんの姿があり、お仕事組さんを含め、人数が多くて、日曜日らしい始まりでした。
 コメントのなかで、ななほちゃんがスクーリングでの様子を聞かせてくれました。
 初めての場所、初めて会う人の中でななほちゃんが積極的に自分を表現して、なのはなの気持ちの輪を広げてこられたことをとても嬉しそうに教えてくれて、そんなななほちゃんの姿が自分にも目に浮かぶようで、ななほちゃんって本当にすごいなと心から思いました。
 普段の生活のなかでも、例えば誰かの呟きだったとしても、ななほちゃんはそれを拾い上げて、優しい反応や言葉を返して、話を盛り上げてくれることがあります。さりげないように見えるけれど、すごく優しいことだなと感じます。
 ななほちゃんと話をしていると、いつも元気が出て、笑顔になれて、そんなふうに目の前の人をも明るい空気で包み込んでくれるななほちゃんの力や存在を強く感じた朝でした。

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 今日は1日、ダンス練習がメインで、午前は『ザ・グレイテストショー』をのんちゃんが見てくれて、午後の後半にはゆりかちゃんが新曲のフラダンスの『カアナアレ』の振り入れをしてくれました。
 以前お母さんが話されていたように、『ハナミズキ』のハワイ語バージョンで、日本の歌よりもさらにゆったりしたメロディでした。振りは1番、2番、サビに分かれていて、1番から曲に合わせて、ゆりかちゃんが丁寧に教えてくれました。

 『ハナミズキ』の歌詞に沿って、両手で花(ハナミズキ)を作って差し出すポーズや、頭からレイを被る振りなどが、少し形を変えて多く出てきて、全体として大人っぽい振り付けだと感じました。足のステップはシンプルですが、手の振りはいくつか難しい部分が多くて、まだゆりかちゃんを見よう見まねでしか踊れませんでしたが、一応、最後まで振り入れができました。

 ゆりかちゃんの教え方が、いつも優しいなと感じます。教えてあげる人の立場というよりかは、みんなのところまで降りてきてくれて、細かいニュアンスから目線なども含めて、みんなで覚えようという空気作りをしてくれていることを感じます。

 外は雨が降っていたけれど、ゆりかちゃんがつくってくれる温かい空気のなかで、落ち着いた気持ちでみんなとフラダンスを踊っている時間に心も身体も癒されていくようで、とても楽しい時間でした。
 最後に、「この曲は『フラガール』みたいに、みんなで踊れる曲にしたいんだ」と、ゆりかちゃんが話してくれました。また一曲、わたしたちの曲が増えるのだと思うと、嬉しいです。