7月5日(水)「雨前の朝に白大豆の土寄せ & ベストなキュウリ、探して」

7月5日のなのはな

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 この時期、追肥と土寄せをしたいものが次々と……昨日は、サトイモの土寄せ完了! 今日はなにやら1日、雨模様。でも、雨前に白大豆の土寄せを終わらせたい。みんな晴れ女なの!? 嬉しいことに、朝食前は雨が降っていない。太陽が出ていないので、暑くもなく絶好のチャンス。
 私たち畑のやよいちゃんチームは、白大豆の前にスイートコーンの草取りを行いました。第3弾の草を三角ホーで刈って行き、綺麗になってスッキリ。気持ち良いスタートを切って……まえちゃんたちがいる、白大豆の畑へGO!

 畑へつくと、豆チームのまえちゃんたち4人が肥料まきを終え、土寄せを進めてくれていました。
 くわを持って土寄せ開始! 一掻きしたとき、私の頭の中ではお花が満開。管理機をかけていないのに、こんなにもふわふわなんて。植え付けたときにサラサラだとは感じたけれども、それからしばらく経っても変わらない土。赤ちゃんに毛布をかけて上げている気分、それぐらいふわふわ、白大豆の土寄せがこんなにも幸せとは。

 

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 2人で1畝を担当し、追い越し方式で土を寄せて行きました。簡単に土が寄せられてしまうので、少し掻いたら追い越して、掻いて、追い越して、とてもテンポよく進むことが出来ました。それはどのペアもそう。「追い越しまーす!」「反対入りまーす」「次行きまーす」と活気のある声が畑に常に響きわたっていました。
 私も、追い越したりするときには、お腹から声を元気いっぱい張り上げます。そうすると、みんなから、「はーい!」とさらに元気な声が帰って来る。朝から声出して、動いて、みんなの活気のある空気の中にいるだけでパワーチャージ。曇り空も吹き飛ぶくらい、気持ちが晴れ晴れとしました。

 最後はみんなで1畝に集まります。8人が1本の畝を行うと、早い、早い。ちょっと土を寄せたら、反対側、次の畝。と光のスピードで進んで行きました。いくらふかふかであれ、1人が出せるスピードには限界があるものの、人数の力は無限大。最後の追い上げで、下町川下畑はすべて土寄せを終え、下町川上畑では2畝分を、朝の時間で終わらせることができました。朝から汗を流して、声を出して、とても気持ちよくて楽しかったです。

 

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 本当は午前中、雨が降る前に、白大豆の土寄せをすべて終わらせたかったけれど、あいにく朝食後からけっこうな雨が……土のコンディションを悪くしてしまうため、今日は中止。また晴れて、畑が乾いて、土寄せを出来る日を楽しみに待ちます! これから豆の土寄せが始まっていくと思うと、ワクワクとした気持ちが湧き上がってきます。

(ももか)

 

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 剪定ばさみとカゴを持って、キュウリの畑でかくれんぼ!

 もういいかい?
 長さは20センチを満たしているかな。けれど、細めのものは待った!
 見ーつけた!
 太さも良し、長さも良しの、ベストなキュウリを探します。
 屈んでみないとわからない、ついつい見落としてしまいそうな箇所にぶら下がっているキュウリもあります。みんなで、「あっ、そこにあるよ!」と伝え合うのも楽しかったです。
 収穫したキュウリのとげは鋭くて、「これが鮮度の証なんだよ」と、さくらちゃんが教えてくれました。

 

 

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 続いてのかくれんぼ。
 もういいかい?
 株の根元から、あみだくじのように茎をたどって、親づるから伸びた子づるを探します。なかでも立派な子づるを2本残し、その他のものは2節残して摘芯。
 大きな葉が茂っていて、中には隣の株のほうまで伸びている子づるもありました。

「……何かが近づいてくる音がする!」
 キュウリを探し求めているのは、わたしたちだけではありません。ブンブンと羽の音をさせながら、ミツバチがやって来ました。黄色い花の中心で、ミツバチがごそごそ足を動かしています。

 

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 枯れた花びらをくっつけた、小指よりも小さいような赤ちゃんキュウリの実が、いくつもありました。
 キュウリの1株1株に、こんなにたくさんの未来があるんだなあと分かると、うれしい気持ちでいっぱいになりました。小さな実を傷つけないように、そっとつるを切っていきました。

 今日は、12キロのキュウリを収穫することができました。
 これから、もっとつるが伸びていき、実も増えて、キュウリとのかくれんぼが、ますます嬉しく楽しいものになるんだろうなあと思います。

「まーだだよ」が「もういいよ」になる、収穫を心待ちにしながら迎える朝です。
 明日も、たくさん見つけるぞ!

(みつき)

 

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 雨が降り続いた1日。桃チームは収穫や、木の根元へのブルーシート敷き。室内では、ジャガイモの選別や、桃のネットづくりなどの作業を進めました。

 また、夜には、勝央金時太鼓の練習へ向かいました。勝央文化ホールのステージを使って、太鼓を存分に鳴らせる贅沢な時間です。これからのステージへ向けて気持ちを一つに、毎回少しでも上達して良い演奏を目指していきたいです。

 

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