7月3日
昨夜はおとくん、みとちゃんと一緒にお泊りができて嬉しかったです。
おとくんと1日、過ごす中で徐々に安心してなついてくれたり、笑ったり、おしゃべりしたりしてくれてとても可愛いなと思います。
夜は10時に一緒に眠ってから、おとくんは一度も起きませんでした。
みとちゃんのほうは、3時40分ごろにお腹がすいて泣いたのですが、ミルクをあげるとミルクを飲みながらも手の中で目をつぶったり、開いたりを繰り返していて、とても可愛かったです。
そして、もうすぐ眠るかなというタイミングで、身体が一瞬重たくなった時、スッと布団の上に降ろすと、そのまま泣かずにいい子に眠ってくれました。
ゆりかちゃんがミルクを作ってくれたタイミングもすごくベストで、その後も7時ごろまでずっと眠ってくれて、7時半にミルクを飲んだら、今度はゆりかごに揺れてご機嫌です。
おとくんの方は、一回も起きることはなかったけれど、ものすごく動き回っていて、ゆりかちゃんのお布団の半分の所まで転がったと思えば、芋虫のように上に上にと伸びながら移動し、気が付いたら私の目の前まで転がってきて、しばらくは私の手の上に両手を置いてすやすやと眠っていました。
小さい頃、私は布団と布団の間に入って眠るのが好きだったのですが、おとくんも、私とおとくんの布団の隙間にすっぽりとはまって、眠っているのが可愛かったです。
起きてからもバイキンマンのボールや、カバの置物で遊んだり、なっちゃんが来てくれてからは車いすの上で遊んでいたりして、本当に2人とも、いい子で優しくて、一緒に過ごせた夜が嬉しかったです。
子どもを見ていると、本当に大人の行動とか言葉とかをよく聞いて、考えているのを感じるし、ただ子どもが可愛いというだけではなく、私たちがかける言葉で反応してくれたり、遊び方とか、言葉のかけ方とか、タイミングとかで子どもの反応や感情が動いたり変わったりするのがとても面白くて、それを通して子どもが可愛いなと思ったり、子どもと関わるのが好きだなと感じます。
日中も、午前中は子守も兼ねて6年生教室で勉強をしていたのですが、みとちゃんにミルクを作って飲ませたり、おとくんやたいちゃんのおむつを替えたり、たけちゃんとゆりちゃんが仲良く遊べるように工夫したりと、常に6人の子どもたちが6年生教室にいると、とても賑やかでした。
ミルクを作るのは初めてで、私が想像していた以上に冷めるまでに時間がかかるんだなと思ったのですが、ごくごく飲んでくれるみとちゃんが可愛かったです。
それからも、おとくんやゆりちゃんを台車に乗せて遊んだり、おとくんにお昼ご飯を食べさせたりしました。
おとくんはこれまで、ストローや子ども用のボトルでお茶を飲んでいたため、あまりコップで飲み物を飲んでこなかったようなのですが、今日は上手にコップでお茶を飲んでいました。ご飯もスプーンにご飯を乗せると、1人で全部食べてくれて、教えたり伝えたりすれば何でもできちゃうなと思い、おとくんの成長や意欲が可愛くて嬉しかったです。
また、虫さんが好きなようで、一緒にありの行列を見て遊んだり、今日1日でも言葉数がたくさん増えました。なっちゃんから聞いた話によると、「ちーち」と呼べたみたいで嬉しかったし、朝も「あった」「バイキンマン」「アンパンマン」「たのしい」「どうぞ」「あけて」などの言葉を話してくれて、本当にかわいいです。
夜もまことちゃん、まみちゃんとお風呂バディを組んで、子どもたちをお風呂に入れることができてよかったなと思います。おとくんもみとちゃんも、本当に穏やかでお風呂に入っても一回も泣かないし、髪の毛を洗っていても気持ちよさそうでした。
子どもたちがいてくれて、1日を通して子どもの生活やどんなことに興味があるか、何を楽しんで、何を求めているかを感じられるのが嬉しいなと思います。また、夕方にはあきこさんが南国風に飾り付けまでしてくださり、中庭で大きなプールに入っている子どもたちの姿がありました。
あきこさんの、子どもと関わる姿や姿勢、言葉のかけ方からもたくさん学ばせてもらうことがあって、あきこさんがいてくださることがとてもありがたくて嬉しいです。
今夜のソフトバレーも、あきこさんがきてくださり、接戦の試合が続いて盛り上がりました。こんな風な毎日が、当たり前のようで、私にとっては当たり前ではないくらいに尊い日々だと感じます。
大好きだと思える仲間がいること、大切で守りたいと思う子どもたちがいること、私もついこの間まで、なのはなの最年少組にいたけれど、今は子供たちの面倒を見る立場にもあって、その中で感じることや得るもの、考えることがたくさんあり、子どもと関わる中でも成長させてもらえたり、回復への答えをもらえることが嬉しいです。
今、隣にみとちゃんがいてくれるのですが、そろそろお腹がすいてきたかなと思い、6年生教室でミルクを作りに行こうと思います。おやすみなさい。