「いつでもたくさんの」 ななほ

7月2日

 今、おとくんと一緒にお風呂へ行ってきました。
 おとくんをお風呂へ入れるのは初めてで、最初はお互いにドキドキしていたのですが、お風呂へ行く道中でも窓や布で、「いないないばあ」をしたり、色々なお話をしたりしていると、おとくんもすっかりと慣れてくれて、安心してお風呂へ入ることができて嬉しかったです。

 お風呂へ行くと、ゆいちゃんややよいちゃんがいてくれて、一緒におとくんをお風呂へ入れてくれました。
 こんな風に、いつでもたくさんのお姉さんがいて、1人に負担がかかることも、1人でいっぱいいっぱいになることもなく、ゆとりをもって子どもをお風呂へ入れられたり、遊べるなのはなの環境が、子どもにとっても本当にうれしいことだなと改めて感じました。

 また、おとくんはものすごくいい子で、優しくて、お風呂へ入っていても、泡を身体にかけたら、1人で身体を洗い始めてくれて、その間に髪の毛を洗ってあげて、ものすごく大人しく、いい子で身体を洗っていてとても可愛かったです。

 髪の毛や顔を洗って、流しても、1回も泣かなくて、(あ、目に水が入ったかな? 大丈夫かな?)と思った時も、シャワーで遊ぶと、すぐに気持ちがシャワーの方に向いて、ご機嫌でした。

 お風呂の中でも、桶でぶくぶくを作って遊んだり、お風呂から上がってもものすごくいい子に、順調に洋服を着せることができて、洋服を着せるときに、「いないないばあ遊び」をすると、ニコッと笑っているおとくんのすがたがあり、とても可愛かったです。

 そのあとも、車で遊んだり、クレヨンでお絵かきをしたり、6年生のえみちゃんの読み聞かせを聞きに行ったり、最後はあきこさんが読み聞かせをしながら寝かしつけてくださって、その温かい空気の中にいると、私も安心した気持ちになりました。

 今夜は、おとくんとみとちゃんを子守しながら、ゆりかちゃんと6年生教室にお泊りします。私はまだ、立場的には学生だけれど、もうすでになのはなには保育園ができていて、保育実習をさせてもらっているような気持ちです。そのことがとてもありがたいし、なのはなの環境、なのはなに子どもたちがいてくれることで、学ばせてもらうことや気づくこと、難しいことや考えないといけない課題も見えてきて、それがまた嬉しいなと思います。

 まずは少しでも子どもたちがなのはなの生活に慣れてくれるように、子どもたちが安心して過ごせるような環境を作ったり、楽しめるような工夫をしながら一緒に過ごしていきたいです。

 それと、今日は科目試験を無事に受けてくることができて、一安心でした。結論から言うと、試験の手ごたえは十分で、社会福祉論と社会的養護に関しては、考えていた答えに加えて、プラスアルファで自分の考えを追加で書くことができて、たぶん、「S」評価だと思います。憲法は一番苦手な、人権享有主体についてで苦戦したところもあったのですが、100点ではないかもしれないけれど、合格はしているかなと思い、ひとまず、安心しました。

 でも、安心できないことが1つ。試験が終わって駅に行くまでの道で、学生証をなくしてしまったということです。カードケースには、学生証以外、何も入っていないためそれだけは良かったのですが、来た道をまっすぐ帰っても、見当たらず、冷や汗をかきました。

 昨日一昨日と、岡山では大雨だったのですが、今日は晴天で雨が降っていないだけラッキーだったのですが、学生証は見つからず、それに加えてものすごい暑さと直射日光で汗だくになってしまいました。そして、交番に行って落し物の手続きもさせてもらい、最初は初めてのことばかりで緊張したのですが、とてもいい方に相談させていただけて良かったし、早く見つかったらいいなと思います。

 帰ってきてから以前、経験済みのまえちゃんに、「今度からは鞄の中に入れたらいいよ」というアドバイスもいただいたので、また大切なものの管理を気を付けたいなと思いました。学生証のことは少し気がかりですが、無事に古吉野へ帰ってこれて安心したし、試験もうまくいってよかったです。

 一旦、試験が終わったことで頭の中がクリアになった気がするし、また子どもたちと過ごせることが嬉しいです。でも、来週の土曜日にはピアノの実技も予定しているので、明日からはピアノの練習も精力的に進めていきます。

 夜に盆踊りを踊って、畑の集まりをしてと過ごしていたら、あっという間にあと5分で消灯です。まだ書きたいことがたくさんあるのですが、おとくんとみとちゃんも待っていることと思うので、ここまでにします。明日は、おとくんたちにとってどんな楽しい1日になるのか私も楽しみだし、子どもがたくさんいてくれる中、勉強させてもらえることが嬉しいです。おやすみなさい。