「人と人との間にしかない」 ひろこ

6月25日

○人と人との間にしかない

 午後に、ハープとフルートのコンサートに行かせて頂きました。
 何度か集合の話でお父さんから、勝央町のアウトリーチでなのはなに来て下さった、ハープ奏者とクラリネット奏者の方が、なのはなの演奏を見て、なのはなの子が楽しそうに演奏しているのを見て、これが本当の音楽ですねということを言って喜んで下さっていたことを聞かせて頂いていました。その時に書いて下さったサインもずっとあります。

 また、その方が勝央町にコンサートに来て下さいました。
 3種類のハープを演奏して下さり、クラシックハープは、ペダルが7つついていて、そのペダルは、3段階あり、手は合っていても、足が間違えると、違う音になってしまうということや、楽器についても、解説をして下さり嬉しかったです。
 私の席からは足の動きが見えにくかったのですが、優雅に演奏していらしたけれど、足も激しく動き、演奏をしていたことを知り、ハープの奥の深さや難しさを改めて知りました。

 フルートは、14金で作られたものを使っていると伺い、金で出来たフルートを見て、聞くのは初めてでした。深く、のびやかな音色、小さい音も、大きい音も、本当に綺麗な音でした。
 そんな素敵な演奏を聴かせていただき、人に良い影響を与え、良い演奏をするには、普段の心持ちや、生活態度、行いが全て出るように感じ、私も姿勢を正して、常に全力を尽くす生き方をしたいと思いました。

 終演後に、ご挨拶に来て下さり、当時感じ得た、『音楽を楽しむ』ということを、その時からずっと今も思い続けているということや、なのはなのホームページを見て、畑や、ホールでコンサートをしていることもご存じでいらしていることをお話し下さり、とても嬉しく、ありがたいと思いました。
 私は、お話を聞きながら、ふと涙がこぼれていました。自分達のやっていることは間違っていなかった。音楽は、人と人との間にしかない。幸せも人と人との間にしかないことを思いました。
 自分達の気持ちが伝わっている。私達から良い影響を広げることができて、力になれるということが、自分にとっての大きな力となるように感じました。
 私は、直接その方に演奏を見ていただいた訳ではないのだけれど、自分のことのように嬉しく思いました。

 改めて、なのはなで、本当に大切なことをたくさん学ばせて頂いているのだと思いました。成長出来る材料がたくさんある。日々の小さなことを大切に、なのはなでの1つひとつの活動を大切に、積み上げていきたいと思いました。
 今なら、私は桃のメンバーとして、精一杯力を尽くし、貢献していきたいです。精一杯向かっていくなかで、気付きがあったり、得られる大きなものがあり、精一杯やった分、成長出来ると思って、頑張りたいです。心と頭を使い、視野を広く、動いていきます。
 それが、周りの人だけでなく、きっとまだ見ぬ誰かの力へとなる。

 今日は、新しい家族が増え、とても嬉しいです。
 作業のことも書きたかったのですが、消灯になるので、提出いたします。
 ありがとうございました。