「2つの話」 えみ

6月22日

 夜の集合でお父さんが話してくださったことが心に残りました。
 一つは、人との人間関係は、国と国の関係のようなものだということ。
 正しい人との距離感についての質問にお父さんが答えてくださったものだったのですが、その表現が分かりやすかったなと思います。相手の人との間の壁が高すぎてもいけなくて、逆に踏み込んだり踏み込まれ過ぎる必要もない。お父さんは、人と関係をとる時に、ちゃんとその先の目的のために関係をとるのであって、単に友達ごっこをするための人との付き合いはしないということ。でも、人は、一人では生きていけなくて、その中で出会ったチームの人たちと助け合っていくということを話してくださりました。
 それを思ったら、変に誰かに嫌われることを恐れる必要もないし、それよりも自分が何ができるかということに気持ちが向けやすいなと思いました。

 もう一つは、自分たちは、誰かのファンとしては生きていけないということ。摂食障害になった人は、これから回復していくためには受け身の姿勢では生きていけなくて、常に発信する側として、表現する側としてでないとちゃんと生きられないということを改めて話してくださりました。受け身になって自分にこもった瞬間に、迷いが出てきてしまう。自分を表現するという中には、もちろんダンスや楽器もあるけれど、それができるできないではなくて、自分の生き方で他の人にファンを作れるようになっていくということを話してくださったのが嬉しかったです。

 今日は、割と最近の中では特に集中できて、日中の勉強も目標以上に進んだのが嬉しかったなと思います。数Ⅲは、お父さんが言ってくださったように、紙に一度書き出すとはっきりと覚えやすいなと感じています。

 夜に、ちょうど出会ったみつきちゃんに声をかけたら喜んで「いいよ!」と言ってくれて、朗読を聞いてもらえたのが嬉しかったです。後からももかちゃんも来てくれて、シートン動物記の『灰色グマワーブの冒険』を読ませてもらって、また明日も続きが楽しみ! と言ってくれて、私も明日が楽しみになりました。

 食事のコメントではゆっくりと話すことを、もっともっと意識したいです。
 読んでくださり、ありがとうございました。