「清々しく、ありのままでいられる空気」 まよ

6月20日

 父の日の会へ向けて、私はえつこちゃんチームのアンサンブルに入れてもらって、とても良かったと思いました。えつこちゃんが、当日にも今回の曲に対する思いも伝えてくれて、えつこちゃんが本当にキラキラとしていて元気をたくさんもらえて、とても嬉しかったです。

 自己否定をしてしまった時もたくさんあったけれど、それでも今の自分のままでお父さんに受け入れてもらい、これから一度出た部屋には戻らない、というような気持ちを伝えてくれました。3年生教室で、チームのメンバーにえつこちゃんが各フレーズで表現したい気持ちを伝えてくれました。演劇のように振りをつけて、両手を広げて前に飛び出していくようなイメージを実際にえつこちゃんがやってくれて、みんなでそれをイメージして演奏したいと言ってくれました。以前、このように振りをつけての練習をしたことがあったそうです。これが、とても面白くて効果的だと思いました。楽器練習をする時は是非みんなでやりたいと思いました。

『風変りな美女』や、『ガラスの香り』を、私は以前も演奏をしたことがありましたが、今回、とても新鮮な気持ちで演奏することができ、どちらかというと苦手だった『風変りな美女』のような伴奏の刻みが多い曲も、アンサンブルでメンバーとハーモニーを奏でる楽しさ、楽しいイメージを作っていく楽しさをたくさん感じることができました。

 えつこちゃんが、清々しく、ありのままで居られる空気を作ってくれて、私はそこでとても自由な気持ちで練習に参加できたことが、本当に有難かったと思います。純粋に、音を出す楽しさや、みんなの音を聴く楽しさをたくさん感じました。えつこちゃんが心から楽しそうで、思い出すだけで微笑んでしまうくらい、幸せな気持ちをたくさんもらいました。

 また、私は『鈴懸の径』を初めて演奏しました。アンサンブルを以前聴いた時に、とても素敵な曲で是非私もやってみたいと思っていました。また、一曲を通して演奏したいと思いました。

 今回、ちさとちゃんと一緒に、ソリやソロをさせてもらい、それもとても楽しい時間でした。また、なるちゃんのソロや、まみちゃんがメロディラインを演奏するところなどで、それぞれがどんどん、お互いに前に出て聴いて良くしていくことができた過程も、とても楽しかったと思います。また是非みんながソロで伸びやかに表現するところが観たいし、自分ももっとソロで演奏をしたいと思いました。

 本番ではお父さんお母さんが笑顔で聴いてくださり喜んでくださったことも嬉しかったです。