6月17日のなのはな
明日は、待ちに待った父の日の会。本番に向けて、今日は1日、練習や準備を進め、午後には、各チーム順番にリハーサルをしました。
平日は、お仕事組さんが多くてなかなか全員揃わないチームもある中で、今日は、お仕事組さんや、りゅうさんもいてくれて、まとまった練習をたくさんできて嬉しかったです。
体育館、図書室、2,3年生教室、音楽室と、古吉野なのはな中のいたる場所からみんなの歌声や楽器の音などが聞こえてきて、賑やかで明るい空気がとても幸せに感じました。
まえちゃんチームでは、午前中、りゅうさんもいてくださってフォーメーションの確認や細かい振りをみんなで揃えていくことができて嬉しかったです。
ダンスの練習では、まえちゃんがもっと決めポーズのところで「フン!」と声を出すくらい力強く決めてほしいと話してくれて、代わる代わる前から見合ったりして、どうしたらかっこうよく見えるか、面白く見えるかなど、みんなで話し合いながら何度も曲で通して踊り込みました。
曲の途中でりゅうさんがセンターに出てくると、それだけで迫力が増すことを感じたし、チームみんなの振りも、練習するごとにどんどん揃っていくことが嬉しかったなと思います。
みんなと汗だくになりながら、でも終始たくさん笑いながら練習をできた時間が、ものすごく楽しかったです。その時間を通してチームのみんなの一体感を感じたり、自分の心もどんどん自由になっていくことを感じました。
このチームは、実は今日はまだ、全員集合! というわけではありません。今日はお仕事だったけれど、なおちゃんも入ってくれています。またこれから一緒に練習をして、明日の本番では、全員揃って出られるのがとても楽しみだなと思います。
午後には、初めに全員で体育館に集まり、会のオープニングで披露する、ある歌の練習をしました。さとみちゃん編曲、あゆちゃんが替え歌を作ってくれたという3部合唱の歌です。
とてもテンポがよくて思わず口ずさんでしまうような曲なのですが、チームや個人で練習している時には、ハーモニーの部分がちょっと難しいなと感じていました。でも、全員で歌ってみると、あゆちゃんも綺麗なハーモニーになっていると言ってくれて、お父さんに向けて明日、みんなと歌えることがさらに楽しみになったなと思います。
その後には、体育館で各チーム15分ずつリハーサルの時間をもらい、あゆちゃんやまえちゃんが全体を見てくれたり、音響の調節をしてくれました。
リハーサルは少し緊張したけれど、実際に前で見てくれているお客さんがいると思うと気持ちも入れやすかったなと思います。
私たちのチームには、あゆちゃんがフォーメーションでここを入れ替えたらもっと綺麗に見えるんじゃないかというところもアドバイスをしてくれたのも嬉しかったです。
自分たちの1つ前のチームの時間から体育館にスタンバイすることになっていたので、他のチームの演出を見る機会もあったのですが、みんないつの間にこんなものを作り上げたのだろうと思ってしまうくらい完成度が高くて、明日がとても楽しみになりました。
明日で、チームのみんなとの練習の時間も終わってしまうと思うと、寂しい気持ちもあるけれど、本番では、私たちの大好きなお父さんに感謝の気持ちを伝えられるように、喜んでもらえるように、みんなと精一杯表現したいなと思います。
(えみ)
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日に日にひげが茶色く色づいていく、スイートコーン。
畑にある全てのスイートコーンが、受粉を終え、実を膨らませて、収穫のときを待っています。
スイートコーンの天敵である害虫、アワノメイガを防ぐために、秘密兵器を作りました。ジャジャーン! 『新聞紙キャップ』!
これを実の先端に被せることで、アワノメイガが卵を産み付けるのを防ぎます。
今までのなのはなの先輩たちが開発してくれた、スイートコーンの新聞紙キャップ。
ですが、お父さんに教えていただいて、今年はひと工夫加えてあります。スイートコーンが蒸れてしまわないように、今までのものより、半分ほどサイズを小さくしました。
新聞紙キャップを用意する数は、2・3弾合わせて、約1600個。
ものすごい数に、思わずクラっとしてしまいそうでした。
けれど、わたしたちは大家族! みんなで分け合えば、前日のうちに、夕食後のわずかな時間だけで、新聞紙キャップを作りきることができました。
作りたてほやほやの新聞紙キャップを、さっそく、スイートコーンの実に被せていきました。
実の大きさは、株ごとにそれぞれ違っているけれど、実に被せたときに「スポッ」とぴったりはまる場面が何度もあって、まるでシンデレラのガラスの靴のようで、うれしかったです。
新聞紙キャップをはめたスイートコーンの実の、その先端のとがり具合は、なんだかロックを想像させます。
見た目から、アワノメイガにはもちろん、カラス対策にもなりそうで、ほっとしました。
スイートコーンが収穫できたとき、それは、なのはなの子1人ひとりに1本ずつ与えられた、トロフィーだなあと感じました。
みんなの気持ちで育っているスイートコーン。さあ、大きく甘くなーれ!
(みつき)
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