待ちに待ったなのはなキャンプ!
一日目の夜は、家族全員でバーベキューと、みんなによるライブでした。
やっぱり、キャンプと言えばバーベキューが欠かせません。バーベキューは、贅沢にタケノコや、畑でとれた丸ごと一本のアスパラガス、ジャガイモ、そしてお肉とボリューミーなメニュー。網で焦げ目のついた野菜やお肉を見るだけで、お腹がすいてきました。
この日は、遠方から、大竹さんや、卒業生のさきちゃんと先輩の相川さんと有賀さんが来てくださり、にぎやかでうれしかったです。話をしながら、お肉の焼け具合を見ながら、おいしいご飯とともに食べた時間が幸せでした。
どれもおいしかったけれど、特に今季とれ始めたアスパラがみずみずしくて、味がしっかりしていて、とてもおいしかったです。
また、夏野菜のナスや、ピーマン、トウモロコシが取れ始めたら、夏野菜でバーベキューがしたいです。
さて、バーベキューでお腹が満たされたところで、気が付けば外は真っ暗。
室内に入って、これからみんなのライブが始まります。今回は、前回のキャンプに続いて、第二弾。ということで、全九組のチームが名乗りを上げました。
■なんでもアリのライブ
ジャンルは問わず、エントリーしたものがち。弾き語り、漫才、替え歌。なんでもアリの、ありのままの私たちが、音楽を奏でます。
お父さん、お母さん、ゲストの方々が見守る中、みんなのライブが始まりました。
オープニングを飾ったのは、なおちゃん、よしえちゃん、まことちゃん、まえちゃんのティラコサウルス。
まえちゃんの弾き語りにのせて、素敵な替え歌を歌ってくれました。
なおちゃんが、みんなの会話の中で語られる心配事や、問題を、すべて「キャンプ」で解決していくというコントの中で、全然関係のない質問でも答えは必ず「キャンプ」につながるというのがとても面白かったです。
続いて、流れ星カルテット。サックスのさとみちゃん、ギターのりんねちゃん、歌のほしちゃん、そこへキーボードのせいこちゃんが加わって、四人でルパン三世の映画に出てくる『炎のたからもの』を歌ってくれました。きれいな歌声と、音色でうっとりしてしまいました。
三組目は、なのはなアイシャズのみなさん。スティービーワンダーの曲で、ゆいちゃんのウクレレが素敵でした。
まだまだ続きます。四組目。チーム名は『ディス・イズ・ミーミーミー』? ミーが二つ多いのは、あけみちゃん、ふみちゃん、よしみちゃん、全員最後にミがつくからだそうです。
このチームは、ミーティングでバディだったチームで、その時支えてくれた仲間の存在をおもって歌った曲でした。
聴いていると、涙がぽろぽろとでてくるくらい、三人の歌う姿に感動しました。
ライブも後半。五組目は、なんと漫才の「TATSUMI」というチーム。
まちちゃん、ひろこちゃん、みつきちゃんというユーモアあふれるこの三人が、披露してくれたのは漫才でした。伝言ゲームをしようとする三人ですが、それがただの伝言になり、まちちゃんの辛口な伝言を、みつきちゃんが言葉を濾過してやわらかく、ひろこちゃんに伝えるというのがシュールで面白かったです。三人のバランスがなんとも絶妙で、腹を抱えて、涙を流して笑いました。
■温かい空気
思い切り笑った後は、さわやかに。六組目は、お父さん作詞、かにちゃん作曲の『空へ』。
この曲は、かつて作曲部で発足した、オリジナルソングで、私たちも大好きな曲です。
歌の途中で、紙飛行機を飛ばす演出がかわいくて、明るい気持ちになりました。
ライブも終盤。二十一世紀のモナリザのみんなは、三曲演奏してくれました。
ななほちゃんのギターにのせて、りなちゃんとももかちゃんが歌っている姿が、とても楽しそうでした。
最後に、ウインターコンサートでもラストを飾ったことのある『フロム・ナウ・オン』をみんなで合唱しました。
その瞬間、声が一つになって、会場全体が温かい空気になって一体感が生まれるのを感じ、うれしかったです。
続いて、八組目は、チーム「SAM」。
■弾き語り
私もまなかちゃんとエントリーさせてもらって、弾き語りをすることになりました。
曲は、映画「グレイティストショーマン」の『ア・ミリオン・ドリームズ』です。
弾き語りは初めてだったけど、歌いながらキーボードを弾くのが楽しかったです。
まなかちゃんがギターを弾きながらハモってくれて、それがぴったり重なると、きれいなハーモニーになって歌っていても気持ちがよかったなと思います。
ラストを飾ったのは、お母さんとりゅうさんの『宙船』。そしてりゅうさんがサプライズで、二曲目にあゆちゃんに向けた弾き語りをしていました。
お母さんとりゅうさんのパワフルな歌声に、みんなも一緒になって歌って盛り上がりました。
宙船は何回聴いてもいい曲だなと改めて思います。
みんなのライブは、本当にあっという間で、聴いていても、やっていても、楽しかったです。
また、新しい音楽を生み出すという意味で、みんなのライブが、キャンプの恒例行事になったらいいなと思います。
自分たちにとっても幅の広がるよい機会だったと思いました。
長かったキャンプ一日目は、一体何日分過ごしたのだろうかと思うほど、充実した時間でした。