「本気で生きるときには」 のん

5月18日

○学科試験
 今日はさくらちゃんと一緒に運転免許の学科試験を受験してきました。卒業検定のあとから学科の内容を忘れないようにうっすら緊張が続いていました。10時に出発して、津山警察署の4階の免許センターで受験になりました。原付含め、受験番号26番くらいの席まで人がいました。さくらちゃんが私の前の席にいて、自動車学校に行くのに同じバスに乗っていた子の姿もありました。

 試験は正誤問題マークシートで95問50分です。時間的には3回見直せるのに十分な余裕があります。問題をといていると一部どうとったら良いのか微妙な文言があったり、駐停車禁止場所と追い越し禁止場所を混ぜたような問題があったり、ちょっと「ん?」と立ち止まって考えてしまうような問題もありました。毎年何かしら試験を受けている私ですが、何度試験を受けても試験に慣れることはないな、と思います。

 試験が終わると、20分後にすぐ合格発表がありました。合格発表は、プロジェクターでスクリーンに合格者の番号が映し出される形式でした。映し出された瞬間、歯抜けの番号に一瞬どきっとしましたが、すぐにさくらちゃんの番号と続いて自分の番号が見えて、ほっとしました。ようやく、試験の緊張は解けました。

 でも、さくらちゃんとも話したけれど、これからが本番です。もう誰も助手席でブレーキをかけてくれる人はいません。緊張するけれど、みんなに時間作って応援してもらって取らせてもらった分、しっかり働いて返したいなと思います。

○夜の集合
 夜の集合で、お父さんが話してくださったなかで、「stay hungry」「stay foolish」という言葉を、私も胸に置いておきたい、と思いました。貪欲であれ、愚かであれ。満足を求めない。利口にならなくていい、利口な振りをしなくていい。

 バックミンスター・フラー、スティーブ・ジョブズ、大谷翔平の共通点、という話でその言葉が出てきました。そしてその3人とも、世の中のために、世の中をよくするために生きた、あるいは生きている人です。

 自分に何ができるのかわからないけれど、何ができるかを考えていたいと思ったし、利口にならなくても、利口な振りをしなくてもいいんだ、と思いました。本気でなにか新しいことをしようと思ったら、風当たりが強いのが普通で、それでも信念を曲げなかったから、世の中を動かすことができたんだ、と思いました。

 評価を気にしたりすることが、すごく小さいことに感じました。自分が気にしていることが、すごくちっぽけなことに感じました。本気で生きるときには、誰になんて言われても、良いんだ、と思えました。