「途中経過を見せる勇気 いつも前を見て」 ふみ

5月7日

 ツツジ祭りからのキャンプが終わり、あっという間のゴールデンウィークでした。

 外でのイベント出演は久しぶりで、つつじが咲く会場で、みんなとステージに立てたことが嬉しかったです。
 なのはなのことを応援してくださっているゲストの方もたくさん来られて、応援してくださる方がいるなかでステージに立たせていただけたことが有り難かったです。

 客席の最前席には、卒業生のみほちゃんとりかちゃん、お父さんがいてくださって、卒業生のさきちゃんもいてくださって、ステージに立っていても応援してくださっている方を思うと力が湧いてきました。

 ツツジ祭りに会場へ最初の控え室から歩いていくとき、「なのはなさん」と笑顔で声をかけてくださる方もいらっしゃって、覚えてくださっている方がいてくださることが本当に嬉しかったです。

 緊張もしたけれど、みんなとツツジ祭りに向けて、ダンス練習をしてきた時間も濃い時間でした。
 出はけの歩き方や、目線、ダンス練習をみんなと毎日積み重ねてきて、みんなに助けてもらいながら、練習してきた時間が嬉しかったです。

 お父さんが、ここで完璧を求めないで、ここで終わりではなくて、いつも進化し続けていくことを話してくださいました。
 日々のイベントで、積み重ねていき、その集大成となるのが、なのはなのコンサートなのだと教えてくださいました。

 だから、今の自分の精一杯で向かい、ここで終わりではなくて、まだまだ積み重ねていく途中経過の自分を精一杯で表現する。それは、生きていくなかでも繋がるように思いました。
 今の自分が最終形ではなくて、いつも進化し続けて、途中経過の段階だけれど、その途中経過を見せる勇気と、今の自分に拘らないで、いつも前を見て走り続けていきたいと思いました。
 途中経過だからダメではなくて、今の自分を精一杯で表現していこうと思いました。

 ツツジ祭りが終わって、最初の控え室に戻るときに、警備員の方が話しかけてくださいました。
「なのはなさんですか? ウィンターコンサート見ました。すごかったです。これからも頑張ってください」
 と声をかけてくださって、すごくすごく嬉しかったし、応援してくださる方がいてくださることが本当に有り難く、楽しみにしてくださっている人、応援してくださっている人を感じながら、これからも日々の練習を頑張っていきたいと思いました。そして、まだ見ぬだれかにもきっと会えると信じて、人のために精一杯で生きる生き方をしていきたいです。

 今日の夜の集合のときに、ハウスミーティングのお話を共有させていただいて、何か仕事をするときも、評価する人がいて、自分が評価される人、受け身になるのではなくて、いつも能動的にあることを教えてくださいました。
 例えば、お米の選別や豆の選別をするときも、美味しいと言ってくれる人のことを思いながら作業をするという例をお父さんが話してくださいました。
 評価される人ではなくて、お父さんが教えてくださったように、いつも受け止めてくれる人をみて、作業をしていきたいです。
 普通の人はそうじゃなくても大丈夫だけれど、私たちは、人を絡めて生きていかないと生きていけないのだと教えてくださいました。
 人のためにという気持ちが、よりよい生き方を求めていく力になるように感じています。

 ツツジ祭りを終えてからは、その日の夜からキャンプに入りました。
 ゲストの方がたくさんいてくださるなかで、バーベキューをしたり、みんなのライブをしたり、お父さん、お母さんのライブをしたり、ジュラシックパークをテーマに、まよちゃんを中心にみんなで恐竜を作ったり、謎解き、新聞紙ファッションショーや、吹き矢、盛りだくさんのキャンプが本当に楽しかったです。
 私は、卒業生のさきちゃんと相川さんと有賀さんと謎解きが同じチームで、一緒に校内を走り回って、答えが分からないけれど、とにかく走り回った時間が楽しかったです。

 最終日の今日は、お昼に正治さんの焼きそばをいただいて、本当に美味しかったし、ゲストの方がたくさんいてくださって、感謝の気持ちを込めて、演奏ができたことも嬉しかったです。
 演奏をしているときに、あたたかい空気で見てくださっているのを感じて、私も力をもらいました。
 みんなが帰ってくることのできる場所。よりよく生きることを求め続けていくことのできる、みんなの故郷であるなのはなファミリーの1人として、私も役に立てるように進化し続けていきたいです。

 書きたいことはたくさんあるのですが、ここまでにします。おやすみなさい。