「看板作りの2週間」 なつみ

5月7日

 久しぶりの日記になってしまいました。
 GWの山小屋キャンプは雨の為、古吉野で開催されましたが、たくさんの卒業生や大竹さん、さきちゃんの職場の方も来られて、本当にたくさんの人の中で、思いっきり遊ばせてもらった時間が、終わってしまうと切ないくらいあっという間で、卒業生の方もゲストの方も帰らないで、ずっとGWであってほしいと思います。

 わたしは、さきちゃんが新聞紙ファッションショーで一緒に制作をしているときに話してくれたことが印象に残っています。
「きっと、2人(相川さんと有賀さん)もわたしがこんなに喋って、笑っているところを見たことがないだろうし、わたしも、2人がこんなに喋って笑っているところ見たことがなかったと思う」
 さきちゃんの言葉を聞いて、さきちゃんの家族として、なんだかわたしはみんなと素晴らしい役割を果たせたのではないかと思えて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
 私は、さきちゃんの職場の方と直接話すことはなかったけれど、有賀さんが罰ゲームをする姿を見たり、さきちゃんの職場のお話を聞かせてもらって、沢山希望を貰ったなぁと思います。
 またすぐ3人で帰って来てくれたらいいなぁと思います。

 キャンプ3日間はあっという間に過ぎてしまいましたが、今年のキャンプ程、準備期間が大変で、でもそれ以上に楽しかったことはないんじゃないかと思い、今は若干、キャンプロスです(でも、元気です)。
 
 準備期間中、「吹き矢ブースの前に、休憩所の看板を作るのもお願いしていい?」とあゆちゃんが声を掛けてくれて、作った看板が、自分の想像以上にあゆちゃんとまえちゃんに喜んでもらえて、追加で何枚かと、「DINANO PARK」のロゴ看板と、雨が決定してからは、大きな恐竜のシルエットの看板も一枚作らせてもらいました。
 キャンプ前2週間ほどは、朝も夜も、必要な時はあゆちゃんが日中にも時間をくれて制作物を作っていて、わたしがこのキャンプでやったのは看板作りだけと言っても過言ではないけれど、本当にこの2週間、とーーーーっても楽しくて幸せだったなと思います。
 
 わたしはこんなにたくさん何かを作ったことは無くて、自分でもこんなに何かできると思っていなかったけれど、あゆちゃんが、ちゃんと最後まで作りきれるように、忘れないでいてくれて、あゆちゃんの責任感とか、信頼の仕方とその優しさで為せたことだなと思います。

 吹き矢の実行委員のほうは、最初しか役に立たず、キラキラ恐竜風船しか作っていないのですが、ゲームも、ルールも、あったらいいなと思うものも、全部自分たちで工夫して創れてしまうことが、凄いなぁと思うし、今回のキャンプを通じて、楽しませる側の面白さは奥が深いなと思いました。
 自分たちが作ったもので人に喜んでもらう、その成功体験が存分に味わえたキャンプでした。

 そして、これからはキャンプロスもほどほどに、田んぼが始まります。
 今日はまえちゃんたちが塩水選をしてくれました。

 わたしは田んぼが好きです。泥も水も生き物の草も、花も広い空も何でもあって、田んぼの畔に寝転がってヒバリのなきごえや流れる雲と青い空を見ているだけで幸せな気持ちになります。
 想像していると、田んぼに行きたくなってきました。

 今年も田んぼが沢山あるそうですが、綺麗に作って、豊作になったらいいなと思うし、出来ることを頑張りたいです。

 おやすみなさい。