
2月14日のなのはな
ミーティングの中日でした。前日にみんなで書いた作文を読んだお父さんは、どの作文も質・量ともに充実していて、とても良いスタートを切れそうです、と話してくれました。お父さん、お母さんや実行委員チームが次の講義の用意をしてくれているなか、農作業や、今年の本格的な音楽練習を始める準備を進めました。
ダンスでは、かつて勝央文化ホールで演奏した『ザ・グレイテストショー』をリメイクし踊るために、フォーメーションの確認を行い、バンドメンバーも楽譜の用意をしました。
ミーティングや作文書きと並行して、身体と心を思い切り動かし、気持ちを表現する時間を、みんなと楽しみ、深めていきたいです。
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ザ・畑作業! 春が近づいてきて、段々ぽかぽかとした気候に。野菜も、成長を再び始めようとしています。そんな、春野菜にエネルギーを送ろう。アスパラとナッツに牛肥をまき、ブロッコリーの手入れをしました。
まずは、アスパラに追肥。
アスパラ畑へ、楽しみと緊張を胸に向かいました。
なぜなら、ここは。アスパラの牛肥やりは。入居したばかりで体力が全然なかった夏、みんなに背中を押してもらいながら、必死にテミのバケツリレーをつなぎきった。作業の中での、一番の思い出の場所……。
私たちの後ろに続いて、山もりに牛肥を載せたエルフ(1.5トントラック)が到着。夏以来の再会、それを見ると、(いよいよ、始まるぞ)そんな、気持ちになりました。同時に、胸が高鳴り、気合が入りました。
アスパラの牛肥やりと言えば、バケツリレー。かかってこい! 強い気持ちで、エルフと畑をつなぐ一列に並びました。まえちゃんが、牛肥をテミに入れてくれ、それをみんなで、りなちゃんとさきちゃんの元へつなぎます。
作業スタート。「はいっ!」という掛け声と共にテンポよく渡していきました。まえちゃんから、なつみちゃん……まなかちゃんから、私、みつきちゃん、さきちゃん、りなちゃんへと。
渡してくれるときの笑顔から、みんなの力のこもった声から、頑張ろう! という思いを感じました。
走って、渡して、走って、渡して。だんだん、暑くなって来て、汗が……みんなも、同じ。太陽に照らされながら、一生懸命走るみんなの姿が、キラキラ輝いて見えました。畝が変わるたび、「あと、〇〇畝です!」と、りなちゃんの声が聞こえると、あと少しと力が入りました。
まききった~! 息切れしながらも、みんなでバンザイ。ここ最近のなかで、一番やり切った達成感を感じました。
まけたら、次は“均し”。手で優しく広げていきました。まるで、大きなチョコレート。
すると、そこにパラパラパラ、雪が降ってきました。
雪が、牛肥の上に乗ると、何に見える?
「粉砂糖」「デコレーションのキラキラ」
今日は、バレンタイン。みんなへの、空からのプレゼントのようでした。
雪が降っているのに、ほとんど夏の格好。そのくらい暖まった身体に、雪は涼しく感じる……とっても気持ちよかったです。
牛肥やりのボス!? アスパラ畑は、完了。次へGO。
続いて、ナッツの畑へ。同じ作業でも、少し違う。今回は、バケツリレーではなく、1人1本の木を担当しました。奥の株から、手前の株へと。終わったら次、次と進んで行きます。
ぶつからないように、ルートを決めてテンポよく、いっちにっ。風を切りながら走り、1本1本、思いを込めて、どさーっと勢いよく。その、みんなの勢いに、クスッと笑ってしまいました。
勢いがあるから、おわるのもあっという間。
中耕も、しました。これもまた、久しぶり。三角ホーを手にするだけで、なつかしさとワクワクが吹き出てきました。土と混ざり、栄養が根まで行き渡るように、しっかりと。
クワと三角ホーの作業は、私のお気に入り。ふわふわと、土と混ぜる感覚が気持ちよく、楽しかったです。
これも、あっという間に完了。最後の作業にLet’s GO!
最後は、ブロッコリーの手入れです。雪で少し傷んでしまった葉を取り、ブロッコリーが病気になるのを防ぎました。草取りも。
さきちゃんの、タイムコールを意識して、スピード感を持って進めました。
13時、30分前。余裕を持って終えることが出来ました。スッキリ。ブロッコリー、まだまだ頑張れ!
今日は、久しぶりのがっつり畑作業。汗を流しながら、思いきり身体を動かして、とても気持ちよかったです。身体も、心も軽くなった感じ……みんなと、ゴールに向かって進めていく作業は、終わったあとの達成感も大きく、楽しかったです。
そして、作業を通して、夏からの成長を強く実感しました。畑、大好き!
(ももか)
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