「思い遣りを見て」 ももか

5月14日

 今日1日、桃の摘果チーム、田んぼの草刈りチーム、畑作業チーム、の大きく3つの作業を皆と分担して進め、私はまなかちゃんややよいちゃんたちと、午前中は山小屋と桃横畑のズッキーニとかぼちゃの追肥・中耕、かぼちゃは饅頭を大きくする土寄せを行いました。午後はビジ7チーム念願の、サツマイモの植え付けを行いました。

 桃横畑のカボチャの畝は、初めは小さな直径60センチ程の饅頭型だったのですが、周りに鶏糞を追肥して、それにしっかりと土を被せながら、本来の直径1メートルの饅頭畝にして行く、という、ほぼ畝作りとも言える作業でした。饅頭畝作りが初めてのメンバーも沢山いたのですが、皆1個1個丁寧に、初めてとは思えないくらい綺麗な形が出来ていて、何よりも「饅頭作るの凄い楽しい!」ってゆうなちゃんやまこちゃんが笑顔で言ってくれていて、凄くそのことが嬉しかったです。

 畝の間の土は全部さらうけれど、全員がそれを行うのは厳しい部分もあったのですが、一人ひとりの精いっぱいで出来る所まで土を寄せて、それで良しとして。最後の仕上げは追いかけて寄せられる子たちが綺麗にして行っていく。という方法でやったのですが、私はその考えにはっとさせられました。
 私は皆が皆、畝間の土は全部さらえるのが当たり前で、一人ひとりが意識したら、後からさらう人が居なくても、畝間の土を全部寄せられるのではないか。残っている所を見ると、(まだ完成ではないのではないか)という気持ちを初めは持ってしまっていました。

 けど、それはそうじゃなくて、みんな土を精いっぱいで寄せてくれていて、それでも残ってしまう場合は勿論あって、みんなが皆、完璧に寄せられる訳ではなくて、それも含めて皆で助け合ってやっていく。優しい思いやり、気づかい、をもっと出来るようになりたい。「こうあるのが当たり前、こうでなければならない」というのを一方的に思うのではなくて、そういうのも幅を持って考えられるようになりたい。まなかちゃんのさりげない優しい思い遣りを見て、気が付かせてもらったことでした。

 サツマイモの植え付けは、ゆうなちゃんがサツマイモがだーい好きで、「サツマイモ! サツマイモ!」と、ものすごく笑顔でルンルンで、サツマイモ、LOVEを沢山伝えてくれて、植え付けを終え帰るときには、「美味しいサツマイモがたくさん出来ますように……」ってサツマイモに声をかけていて、純粋に凄く嬉しい気持ちになりました。

 次回植える時には、一節分以外は斜めにさしてでも土の中にしっかりと植える。ということを心がけて行いたいです。
 ピーマンの畝立てに、サツマイモの植え付け、ビジ7の作業が着々と進めて行けることがとても有難いし、明日は遂にカチカチ大畑のナスの支柱となる、縦竹を立てることを進められるそうで、この夏、ナスを丈夫に支える心強い支柱となれるように、しっかりと立てて行きたいです。

 夜はゆうなちゃんと折り紙でポメラニアンを作ります。とっても可愛いの出来るかな……。
 読んで下さってありがとうございました。おやすみなさい。