「全身が求めていた楽しさ」 みつき

5月13日

●全身が求めていた楽しさ
 
 母の日のお楽しみ会の準備が始まりました。
 今年もみんなとお母さんにありがとうの気持ちを伝えたり、お母さんのことで心をいっぱいにできる時間が、とても嬉しいです。
 「昔遊びを、みんなでやろう!」とあゆちゃんが話してくれました。
 鬼ごっこ、花いちもんめ、かごめかごめ……。小学生の頃に友達と遊んだ記憶はあるけれど、その遊びのなかにも、どこか苦い思い出を感じていました。
 鬼ごっこは捕まるのが怖いし、捕まえるのもできなくて苦手だった。花いちもんめは選んでもらえないのが悲しかった…。このように「昔遊び」を思い出していると、必ずしも「楽しかった」と思えないことがさみしかったです。
 
 けれど、なのはなのみんなとなら、もう一度子供に返って遊ぶことができます。なのはなに来てから初めて、本当に心からおもしろい、全身が求めていたんじゃないか、と思えるような遊びを知りました。遊ぶことにも工夫や知恵が必要、モラルが必要だということも、教えてもらいました。
 お母さんはいつも「自分がお祝いされるため」じゃなくて、「みんなが楽しく過ごせるため」を1番に考えてくださっています。こうやって『母の日のお楽しみ会』と言いながら、わたしたちが楽しませてもらえることは、本当にありがたいことです。でも、きっとお母さんは、わたしたちが楽しんでいる姿を、心から喜んでくださるのだろうなとわかります。お母さんとの「お互い様」の気持ち、利他的な気持ちが本当にあたたかくて幸せです。
 
 わたしはかごめかごめのチームです。かごめかごめは、みんなで円になって、鬼の周りをぐるぐると回り、後ろになった人が誰かを鬼に当ててもらう……というシンプルな遊びなのですが、それだけなのに楽しいです。
 チームのみんなで、なのはなだからできるルールに変えたり、小道具も作ったり、お母さんへの気持ちを盛り込んだり、レベルアップさせていくのも楽しいです。
 
 お母さんに喜んでいただけるように、みんなも楽しんでくれるように、良いお楽しみ会にしていきたいです。