「細やかな気持ち」 みつき

3月19日

●細やかな気持ち

 ミュージックの日、カメラ発明記念日……そして、かにちゃんのお誕生日でした。
 なのはなのドラマーであり、カメラマンの、かにちゃんにぴったりのこの日に、お誕生日のお祝いができてうれしかったです。

 かにちゃんの笑顔がとても好きです。
 廊下ですれ違うときに向けてくれるほほえみ笑顔も、カメラを向けてくれる時のはにかみ笑顔も、太鼓を叩いているときのさわやか笑顔も、ぜんぶ魅力的で、すうっと引き寄せられるように、見入ってしまいます。

 かにちゃんが作ってくれた楽譜でコーラスを歌ったり、かにちゃんと楽器を練習したり、傍に居るかにちゃんが見ている世界は、いつも優しくて綺麗です。けれど、芯の通った強さもあります。そんなかにちゃんの姿から、自分の幅を広げてもらっています。
 かにちゃんを見ていて感じとれる、ひとつひとつを大切にする細やかな気持ちが、いくつものかにちゃんの魅力に繋がっているんだなあと思います。

 かにちゃんとのエピソードで、1番の印象的な記憶は、わたしの成人式の時のことです。
 かにちゃんが、いつも「可愛いね」と言って笑ってくれたこと、体調を終始気にかけてくれたこと、口紅を塗りなおしてくれたこと、「一生残るものだから」と言って、何枚も何枚も、撮影し続けてくれたこと。
 わたしにとって本当に大切な宝物、フォトムービーとアルバムをプレゼントしてくれて、残してくれたこと。
 あのとき、20歳になることも怖かった、大人が怖かった。そんなわたしが、これからの未来に対しても、なのはなのみんなに対しても、気持ちが180度変わった。わたしが年を重ねても、かにちゃんが撮ってくれた写真、かにちゃんと過ごした時間で、この人生の節目を振り返ることができるんだなあと思うと、本当にうれしいです。
 わたしは、なのはなでもっと成長して、かにちゃんのような人になりたいと思います。

●大豊作を想像して

 ジャガイモの植え付けが終わりました。
 最後の畑は河原大の畑でした。面積で見るとかなり時間がかかりそうなイメージだったのですが、みんなから話を聞いていたように、今回も、あっという間に終わらせることができました。
 楽しかったのは、種イモ置きです。種イモがごろごろ入ったコンテナを2人で持って、それぞれが右隣に面している畝に、種イモを置いていきました。
 今までのやり方だと、1人で種イモを置いていたけれど、それだとコンテナがかなり重いので、テミに移し替えないといけなかった記憶がありました。2人組だと、コンテナを持ち運びできるし、相手のスピードに合わせて、自分もスピードを保つことができました。

 ペアのふたばちゃんと、「だんだんコンテナが軽くなってきたね、楽しいね」と言いながら、種イモをひょいひょいと植穴に入れていくことができて、気持ちが良かったです。
 種イモも、かなり立派な大きなものが多くて、上からもみ殻をかけても、見えてしまうようなものも多かったです。次の年に植えるための種イモもこんなに確保できるなんて、すごいなあと改めて感じました。

 お父さんお母さんのジャガイモのお話を聞いてからだったので、ごろごろとジャガイモが収穫出来て、みんなでジャガイモ料理を食べられたらな! と想像して、うれしくなりました。今年も豊作になりますように。