「幸せです、と伝えたとき」 ふみ

1月23日

○お母さんのお誕生日

 お母さんのお誕生日。今朝起きて、一番に、(お母さんのお誕生日だ!)と思うと、仕事に行くのも頑張ろうと思いました。

 昨日の夜に、よしえちゃんが、
「お母さんのお誕生日で、お母さんに向けてハッピーバースデーの歌を仕事組でプレゼントしようと思って、マック組さんも一緒に歌おう」
 と、声をかけてくれました。
 私は、すごく嬉しくて、昨日の夜にお仕事組さんとなおちゃんが考えてくれた替え歌に乗せて、音を確認しながら歌の練習をしました。

 歌詞は、『♪私、ハッピーです、私ハッピーです、私お母さんの娘になれてハッピーです』
 なおちゃんが考えてくれました。

 私は、自分が幸せです。と言える日が来ると思ってもいなかったし、なのはなに来るまで、幸せという言葉とは正反対のところにいたから、お仕事組さんと練習をしているときに、お母さんに向けて、一緒に歌う仲間がいて、こういう時間が本当に嬉しいなと感じました。

 私たちが喜んでいると、きっとお母さんも嬉しい。

 お母さんは、きっと、私たちが幸せだと、お母さんも幸せって思ってくれているから、「私ハッピーです」という歌詞を入れたことをなおちゃんが話してくれました。

 私ハッピーです。そう言えることが本当に幸せだし、お母さんに命を救ってもらって、お母さんの前で、感謝の気持ちを込めて、私は幸せです。と伝えたとき、お母さんが大きな笑顔で見てくださって、喜んでくださって、お母さんのお誕生日を、お父さんとみんなで家族みんなでお祝いできた時間が本当に幸せに思いました。

 今日も、仕事に行ってきて、今日も一日頑張ろうと言って、一緒に仕事に行く仲間がいて、なのはなから「いってらっしゃい」と送ってくれるみんながいて、帰ってきたら、「おかえりなさい」と笑顔で待っていてくれる家族がいて、本当に今ここにいる場所が幸せだと思えたのは、私は生まれて初めてです。

 なのはなに来る前、ずっとずっと、今ここにいる場所からどこか違う遠く離れたところに行きたい。私はここにいたくない。早くこの場所から違うところに行きたい、と思っていました。
 ずっと、今いるこの場所が世界で一番居たくない場所になっていました。

 今は、今ここにいるなのはなファミリーが幸せだと思えるようになったのは、お母さん、お父さん、なのはなの仲間の力で、私はそう思えるようになり、私が前を向いて、毎日生きていられるのも、お母さんが、「前向きなところにしか答えはない」と教えてくださって、いつも全力で向き合ってくださるから、私は前に進もうと思えるようになりました。

 お母さんが、できるできないじゃなくて、どれだけ自分の全力で目の前のことに向かうかを教えてくださいます。
 そして、お母さんは、仲間集めをしているんだと教えてくださいます。
 先日、お母さんと『倶に』を歌わせていただいたとき、歌詞をみて、お母さんは、一緒に全力で走り続けていくことのできる仲間を集めていて、その仲間と過ごした時間のなかで、一緒に何かして達成感を感じたり、何か大変なことがあっても力を合わせて一緒に乗り越えてきた時間が、自分のなかでいつまでも消えることのない灯火となって、力となってくれることを、お母さんが歌われている姿をみて感じました。

 お母さん、いつも本当にありがとうございます。
 私は、仲間を守れるように、強く、逞しくなります。
お母さんのことが大好きです。