「運命はもうそこにあって」 えみ

1月12日

 最近めっきり日記が書けていなかったのですが、短く今の気持ちを書きます。
 明日、明後日は共通テスト本番の日です。
 この1年が、長かったような短かったような不思議な感じだけれど、今、本番を前にして、もちろん不安や緊張もあるけれど、行き過ぎてはいなくて、何となく落ち着いていられているなと思います。

 この1年、勉強だけでなくて、みんなの中での毎日や、コンサートに向かう過程を通して、みんなの力にたくさん引っ張ってもらったり助けてもらってきて、みんなの中だったからここまで来られたなということを、ものすごく感じています。
 11月からは、おとちゃんと一緒に勉強組でいられて、そのことも本当にありがたかったです。おとちゃんの隣にいさせてもらって、自分も吸収させてもらえることがたくさんあったし、おとちゃんの仲間でありたいと思ったら、自分も頑張ろうと思えて、気持ち的にもどこか安定していられた感じがします。

 今の自分は、全然完璧でないし、できていないところばかりだけれど、やるだけのことはやってきて、後の運命は全部、神様にゆだねようと思います。

 数日前に、どうしても感じてしまう不安に対して、お父さんが、
「受かっても、受からなくても、お前が今いるみんなやこれから作っていく仲間と一緒に、道を切り拓いていくというのは変わらないよ。ここが、お前の本当の家だよ。他の受験生と競争しているのではなくて、運命はもうそこにあって、それを全部受け入れるだけだよ」
 ということを話してくださりました。その言葉がとても嬉しかったです。

 夜には、すれ違うみんなが応援しているよと声をかけてくれたり、いつの間にか作ったのかと思う、応援のメッセージを書いた色紙を渡してくれました。
 みんながいてくれることが本当に心強くて幸せだなと思います。

 結果はどうであってもいい。でも、なのはなの子として、最後まで諦めずに、明日、明後日、今の自分にできる精一杯を尽くしてきたいです。

 読んでくださりありがとうございました。